※この記事には映画『エターナルズ』のネタバレが含まれます。
MCU映画『エターナルズ』がついに公開
映画『エターナルズ』は、2021年11月5日に劇場公開が始まったMCU映画。アンジェリーナ・ジョリーやサルマ・ハエック、キット・ハリントン、ジェンマ・チャン、マ・ドンソク、バリー・コーガンなどの豪華キャストが出演することで話題を集めている。
本作は、超人的な能力と不死の肉体を持つ10人の宇宙種族「エターナルズ」が、7000年の時を超えて再集結し、地球滅亡までに残された7日間を戦い抜くという壮大な物語。MCUで初めてLGBTQ+のヒーローとその家族が描かれることでも注目されている。
そんな本作で、エターナルズの一人であるイカリス役を演じているのは、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』や映画『1917 命をかけた伝令』で知られるリチャード・マッデン。彼は米Cinema Blendとのインタビューで、あるシーンの撮影に不満を持っていたことを明かした。
リチャード・マッデンが「楽しくなかった」シーンは?
『エターナルズ』は、リチャードにとって初めてのスーパーヒーロー映画。彼が演じたイカリスは、浮遊能力を持ち目から宇宙エネルギービームを投射できる超人的なキャラクターだが、リチャードはなんとイカリスのメイン能力の一つである「飛行シーン」の撮影が好きにはなれなかったという。
その理由は、「マヌケに見える」から。
「(飛行シーンの撮影は)楽しくなかった。ジェンマ・(チャン)がいてくれたおかげで、バカみたいに見えるときは教えてもらえたよ。現実的には、コスチュームを試着して『素晴らしい!』と思っても、その後は逆さまに吊るされてしまう。そして、ワイヤーで逆さまに吊るされた状態になると、『このコスチュームはマヌケに見える。振り出しに戻って考え直してほしい。青いレギンスを履いているようにしか見えない』って思えてくるんだ」
ちなみにジェンマとリチャードは、10年以上の付き合いがある親友で、劇中でもソウルメイトのような関係を演じている。そんな長い交友関係があるからこそ、ジェンマもリチャードがかっこよく見えない時にはふざけて教えてくれていたよう。リチャードの“楽しくなかったシーン”は、2人の仲の良さを再確認するエピソードでもあった。
映画『エターナルズ』は、日本全国の劇場で公開中。(フロントロウ編集部)