子供向けの教育番組『セサミストリート』のキャラクターであるビッグバードが、新型コロナウイルスのワクチンを接種したことを報告。賛否両論が寄せられている。(フロントロウ編集部)

ビッグバードが新型コロナウイルスのワクチンを接種

 11月11日より52シーズン目に突入するアメリカの人気教育番組『セサミストリート』のキャラクターであるビッグバードが、今年の3月以来、およそ半年以上ぶりにツイッターを更新して、新型コロナウイルスのワクチンを接種したことを報告した。

 ビッグバードは現地時間11月6日にツイートした投稿で、「今日、新型コロナウイルスのワクチンを打ったんだ!」と報告。「翼にちょっと痛みがあるけど、おかげで僕の体にはさらに防御力がついて、僕や他の人たちの健康を守ることができるよ」とした。ビッグバードは番組の長い歴史のなかで、これまでに様々なワクチンも接種している。

 米疾病対策センター(CDC)は現地時間11月2日、米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスのワクチンを5歳〜11歳の子供たちに打つことを推奨することを発表。これを受けて、米CNNは『セサミストリート』のキャラクターたちを迎えた特別番組『The ABCs of Vaccines(原題)』を現地時間11月6日に放送して、子供たちが新型コロナウイルスのワクチンに対して抱いている疑問などに回答した。

エルモも新型コロナウイルスのワクチンを接種する予定

 ビッグバードのワクチン接種は、5歳〜11歳の子供たちへのワクチン接種が奨励されたことを受けたものとなっていて、同じく『セサミストリート』のキャラクターであるエルモも、「エルモは、エルモのお友だちが新型コロナウイルスのワクチンを打てるようになったことを知ったんだ。もうすぐ、エルモも打てる!」とツイートして、近いうちにワクチンを打つ予定だと報告した。

 今回、ビッグバードが新型コロナウイルスのワクチンを接種したことに、ジョー・バイデン米大統領も反応を示しており、「よくやってくれたね、ビッグバード。ワクチンを打つことは、自分の周りにいる人たち全員を安全にしておくための最善の方法なんだ」とビッグバードに返信して、ワクチンを接種したことを称えた。

 CDCは5歳〜11歳の子供にもワクチンの接種を奨励することにした理由について、ワクチンによる副反応のリスクよりも接種した場合の利益のほうが上回ると判断したためと発表している。(フロントロウ編集部)

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