豪華キャストが勢ぞろい!マーベル新作『エターナルズ』
『エターナルズ』は、2021年11月5日に劇場公開が始まったMCU映画。アンジェリーナ・ジョリーやサルマ・ハエック、キット・ハリントン、ジェンマ・チャン、マ・ドンソク、バリー・コーガンなどの豪華キャストが出演することで話題を呼んでいる。
本作は、超人的な能力と不死の肉体を持つ10人の宇宙種族「エターナルズ」が、7000年の時を超えて再集結し、地球滅亡までに残された7日間を戦い抜くという壮大な物語。MCUで初めてLGBTQ+のヒーローとその家族が描かれることでも注目されている。
そんな『エターナルズ』でも人気なのが、ギルガメッシュ役を演じるマ・ドンソク。マ・ドンソクは韓国映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』や『犯罪都市』などで知られる韓国系アメリカ人俳優。『エターナルズ』は韓国映画界で活躍してきた彼にとって、ハリウッド映画デビュー作となった。
見事な体格と腕っぷしの強さが持ち味の彼は、様々な作品においてあらゆる敵を腕一本で張り倒してきたが、『エターナルズ』でも敵をひと殴りでノックダウンさせるという彼らしい一面を見せた。
そんなマ・ドンソクが、『エターナルズ』のためにした身体作りについて、驚きのコメント。
マ・ドンソクが『エターナルズ』のためにした身体作りは?
MCU映画といったら、鍛え上げられた肉体や完璧なプロポーションが求められることでも知られる。キンゴ役のクメイル・ナンジアニは、あまりにもムキムキに鍛えすぎたため、ポルノサイトの“顔”になってしまったという逸話があるほど。
しかし、米THRのインタビューに答えたマ・ドンソクはなんと、「映画のために特に準備はしてない」とコメント。
そして、「14歳の頃からボクシングをやっていたから、いつも日常的に準備していたんだ。また、これまでのアクション映画で多くのスタントをこなしてきたから、何が起こっても準備はできている状態にあった」と、彼らしい発言をした。
さらに、「クロエ(・ジャオ監督)が与えてくれたギルガメッシュというキャラクターは、クロエが僕自身の性格や過去のキャラクターと関連づけてくれたから、すんなりとそのキャラクターに適応することができた。撮影中に準備したことといえば、言語について。韓国語での演技と英語での演技は少し違うからね。(自分のキャラクターは)歴史的な人物という設定のため、難しいボキャブラリーを得られるように、映画の中で継続的に勉強しなければならなかった。英語で話すことと、実際に英語で演じることは違うから、その部分に集中する必要があった」と、アメリカ国籍を持っているが、出演している映画のほとんどは韓国映画である自身の課題となった部分を明かした。
マ・ドンソクにとってMCU映画に出演するための筋トレは必要なかったが、マーベル俳優にとって筋トレは一種の風物詩のようになっており、『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワースや『キャプテン・マーベル』のブリー・ラーソンなど、筋トレに関する様々なエピソードがある一方で、『ブラック・ウィドウ』のフローレンス・ピューのように、完璧な肉体が過度に求められるすぎることに対して否定的な俳優もいる。
映画『エターナルズ』は、日本全国の劇場で公開中。(フロントロウ編集部)