ジョニー・デップ＆アンバー・ハードのドロ沼スキャンダル
アンバー・ハードが元夫のジョニー・デップに暴力を振るわれたとして世間を騒がせたスキャンダル。2016年には離婚問題となり、ジョニーからアンバーへのDV疑惑はもちろん、アンバーからジョニーへのDV疑惑も噴出するなど、事態は日を追うごとにドロ沼化した。
2016年8月の離婚成立後、ジョニーは自身を「Wife Beater（妻を虐待する者）」と呼んだ英Sunを名誉棄損で訴えたが敗訴。一方、離婚の際アンバーに支払った和解金、約7億円の使い道の情報開示を求めた裁判では勝訴した。
そして現在ジョニーはアンバーを相手取り、名誉毀損でアンバーに損害賠償を求める訴えをアメリカで起こしており、開廷が控えている。
ジョニーvsアンバーのドキュメンタリーが制作決定
離婚成立から5年以上が経ってもドロ沼状態にある2人の離婚劇は世論を二分し、未だにアンバー派とジョニー派で分断状態にある。
そんな一連の騒動についてのドキュメンタリー作品を、ディスカバリーチャンネルで知られる米ディスカバリー社が制作することを発表。ストリーミングサービスDiscovery+（ディスカバリー・プラス）にて配信される予定だという。
2話構成になるこのドキュメンタリーが着目するのは、双方の主張の違い。ディスカバリー社によると、この世界的に有名な事件を、「ジョニー側では、自分のイメージを守るためには何でもする自己中な嘘つきと結婚してしまったことが描かれる。一方、アンバー側では、夢のように素晴らしい男性と結婚したものの、彼が暴力的な薬物中毒の怪物になってしまったことが描かれる」という。
このドキュメンタリーには、双方にかかわる弁護士や「二人に近い」人々が登場するほか、ジョニーとアンバー本人が撮影した映像や音声も収録される予定。
本人たちが互いに“被害者は自分である”と主張する中、ジョニー派・アンバー派で世論を分断している騒動を、それぞれの視点から描く本作。公開日や詳細については今後発表される。（フロントロウ編集部）
