ジェシー・Jが流産を公表
アリアナ・グランデやニッキー・ミナージュとのヒット曲「Bang Bang」などで知られ、今年6月に最新シングル「I Want Love」をリリースしたイギリス出身のシンガーであるジェシー・Jが、実は妊娠していたことをインスタグラムでファンに報告した。
現地時間11月24日にロサンゼルスにあるザ・ホテル・カフェでアコースティックライブを行なう予定となっていたジェシーは当初、妊娠を隠したうえでパフォーマンスを行なうつもりだったという。しかしステージに上がる前に3度目となる超音波検査を受けに行ったところ、「鼓動を感じなくなったと伝えられた」とインスタグラムに綴った。
「今朝は、自分の感情を抑えられないように感じている。この投稿のことも後悔するかもしれないし、後悔しないかもしれない。私にも分からない」と流産を公表したことについて語りつつ、「私に分かるのは、今夜は歌いたいということ。この悲しみやプロセスを回避したいわけじゃなくて、今夜歌うことが、自分を助けてくれることを知っているから」とジェシー。
「この2年で私が行なったショーは2回だから、私の心がそれを必要としているの。今日はなおさらね。キャンセルした方がいいという意見を言う人がいることも分かってる。だけど、ハッキリしているのは、私は若い頃に楽しむために歌を始めたということ。心を満たして、自分自身を愛するセラピーのための歌。それはずっと変わっていないし、私はこの方法で乗り越えないと」と綴り、この悲しみを乗り越えるためにもパフォーマンスは行なう予定だとした。
「赤ちゃんを産むことにしたのは、私が自分で決めたこと。ずっと望んでいたことだし、人生は短いから。妊娠することは奇跡だし、この経験はこれからも忘れない。私はまた臨むと思う」とジェシーは続けている。「世界中の多くの女性たちがこの痛みや、もっと辛い痛みを経験してきたことも知っている。こういう経験をしたことを直接知っている皆さんの気持ちも、直接は知らない皆さんの気持ちも私は分かります」。
流産の悲しみをシェアしたジェシーの投稿には、多くの人たちから励ましのコメントが寄せられた。ジェシーは「みんなからの計り知れない溢れんばかりの愛を感じ、受け入れ、感謝しています。おかげで今朝はベッドから出られました。ありがとう」とインスタグラムストーリーズに感謝の言葉を綴った。
(フロントロウ編集部)