クリス・ノースが故ウィリー・ガーソンを偲ぶ
ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のミスター・ビッグ役でおなじみの俳優クリス・ノースが、今年9月に亡くなったスタンフォード役の俳優ウィリー・ガーソンについて英The Guardianのインタビューで語った。
すい臓がんを患っていたとされるウィリーは、クリスとともに『セックス・アンド・ザ・シティ』の続編『And Just Like That...(アンド・ジャスト・ライク・ザット…)』に出演予定で、生前、キャリー役のサラ・ジェシカ・パーカーやアンソニー役のマリオ・カントーネと一緒に撮影に臨む姿を目撃されていた。
クリスによると、ウィリーは病のことを共演者たちに伏せていたそうで、「(病気のことを)ほとんどの人たちが知らなかった」と言うと、こう続けた。
「彼と最後に会ったのは、(『And Just Like That...』の)撮影現場だった。自分のことを責めてるよ。そのとき彼とあまり話すことができなかったから。彼は本当に愉快でおもしろい人だった。心が痛むとしか言いようがない。(ウィリーの死は)みんなにとっても、番組にとっても悲しいことだ。彼には壮大なストーリーが待っていたはずだ。でも、すでに撮影が済んでいる範囲内で、続編に関わることになる」
ちなみに、つい最近、米The New York Timesのインタビューで、スタンフォードの不在をどうやって解決するのかと聞かれた『And Just Like That...』のショーランナー、マイケル・パトリック・キングは、“死を描くつもりはない”と断言。一部で、ミスター・ビッグが続編の序盤で死ぬというウワサもあるが、マイケルはスタンフォードやミスター・ビッグ、続編に登場しないサマンサを含め「誰も死なない」と明言している。(フロントロウ編集部)