ピープルズ・チョイス・アワードのファッション・アイコン賞を受賞
日本時間12月8日に開催されたピープルズ・チョイス・アワードは様々な部門が用意されており、これまでヴィクトリア・ベッカムやグウェン・ステファニーなどが受賞してきたピープルズ・チョイス・アワードのファッション・アイコン賞を、2021年はキム・カーダシアンが受賞。
ステージ上にはキムだけでなく、祝福するために駆けつけた母親のクリス・ジェンナーや妹のクロエ・カーダシアンが登壇し、キムの受賞スピーチを見守った。
キムは受賞者スピーチで、2021年2月に離婚を申請した元夫カニエ・ウェストへ生放送中に感謝のメッセージを送った。というのも、カニエがキムのスタイルを一新したから。
リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』では、カニエがキムのクローゼットにあった服を捨てて、キムに新しいスタイルを提案するというエピソードがあり、キムはカニエとの交際で一気にファッション業界から注目される存在に。
また、カニエはデザイナーと親交があったため、キムを紹介。その後キムはファッションショーに頻繁に参加するようになり、つい先日には、自身がプロデュースする補正下着ブランドSKIMSとファッションブランドのフェンディ(Fendi)のコラボが実現。
まさにキムのファッションを全て変えたと言っても過言ではないカニエ。そのためキムはピープルズ・チョイス・アワードのステージで「デザイナーが私と一緒に仕事をしたいと思ってくれていることに、毎日、謙虚な気持ちになります。そうでない時もありましたが。私に服を着せてくれて、初めてのCFDAアワードに連れて行ってくれたザック・ポーゼンや、リカルド(ティッシ)やオリヴィエ(ルスタン)など、私を信じてくれたたくさんの素晴らしいデザイナーたちに感謝しています。でも、彼らはカニエからの電話で説得されたのかもしれません。だから、私をファッションの世界に導いてくれたカニエにも感謝しています。私はファッションに恋をしました。朝起きて、この素晴らしい服を着て、新しいことに挑戦し、リスクを冒すことができるなんて夢のようです」と、自分をファッション業界に導いてくれたカニエに感謝した。
じつはピープルズ・チョイス・アワードの前に、11月28日にこの世を去ったデザイナーのヴァージル・アブローのお葬式に参加していたキム。そこではカニエも一緒に参加しており、カニエを通して仲良くなったファッション業界で出会った友人を送り出した。(フロントロウ編集部)