クリスティン・デイヴィスが加齢を指摘する声に物申す
1990年代後半から2000年代にかけて一世を風靡したドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の待望の続編、『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』で前シリーズに続きシャーロットを演じる俳優のクリスティン・デイヴィスが、自身を含む出演者の容姿に対する否定的なコメントの多さにショックを受けたことを英The Sunday Timesのインタビューで明かした。
「みんな賛成でも反対でも何でも、私たちの髪や顔についてあれこれコメントしたがる。あまりのスゴさにショックを受けた。正直、怒りを感じる。いつも怒ってるのも嫌だから、(ネガティブなコメントは)見ないようにしてるけど、(そういったコメントが)存在してるのは知ってる」
また、『セックス・アンド・ザ・シティ』に出演していた頃は、体形について同様の批判を受けていたとクリスティンは振り返る。
「私のことを“洋なし体型”だと指摘する記事を毎週のように見かけた。当時は褒め言葉だとは思えなかった。避けて通ることもできず、そのことがすごくストレスになっていた。今も似たような感じかな。でも、その一方で『ファックユー!(自分に批判的なコメントをする奴は)みんなクソ食らえ!言いたいことがあるなら私に直接言うなり、もっとうまくやんなさいよ』とも言ってやりたい」
続けて、「ソーシャルメディアの問題点は、その人たちの素性がわからないことよね。あなたは彼らのことを何も知らない。そして、彼らはあなたに爆弾を投げつけているだけ。そう考えると腹が立つ」と顔や名前を出さずに言いたいことを言う“ネット民”への不満をぶつけた。
ちなみに、キャリー役のサラ・ジェシカ・パーカーも、「ソーシャルメディアではみんな言いたい放題。『彼女はシワが多すぎる』とか『彼女はシワが少なすぎる』とか。(中略)私は自分がどんな外見か知っている。これ以上、私にどうしろと?歳をとるのをやめろと?それとも消えろと?」と、米Vogueのインタビューで自身の年齢や容姿についてあれこれ言う人たちに苦言を呈している。(フロントロウ編集部)