ぼっちキアヌの頃をキアヌ・リーブスが振り返る
俳優としてだけでなく、プライベートでの“良い人”エピソードが大きな人気を博してきた愛され俳優のキアヌ・リーブス。そんな彼の気取らない性格を一躍有名にしたものといえば、「ぼっちキアヌ」と名づけられた(※)写真。
※英語ではサッド・キアヌ(Sad Keanu)と呼ばれている。
2010年にアメリカのニューヨークで撮影された写真では、公園のベンチに1人で座り、なんだか哀愁漂うキアヌの姿が。
ハリウッドで何十年と活躍するトップスターであるにもかかわらず、公園で1人でランチ。しかも手には食べかけのパンが一片握られており、その表情は悲しそう…。そんな状況を激写した写真は、瞬く間にインターネット上で拡散され、いまだにファンの間で人気の1枚となっている。
そんなぼっちキアヌが撮られた時に、キアヌは本当は何を考えていたのか? 先日、米トーク番組『The Late Show with Stephen Colbert(原題)』に出演したキアヌが、ついにコメント!
「ただサンドイッチを食べてるだけだよ!オーケー。考えごとをしていたさ。色々起こっていたからね。そしてお腹が減っていたんだ」
お腹が減ったからサンドイッチを食べる。写真から見たまま! とはいえ、2010年頃といえば、キアヌの俳優としてのキャリアが、最盛期と比べれば少し停滞していた時期。考えごとというのは、そういったキャリアについてだろうか?
キアヌ・リーブスが突然歌いだす
その後、番組の司会者スティーヴン・コルベアが、なぜキアヌはここまで「ミーム(※)向き」なのかと質問すると、キアヌは「まったく分からない」と返答。
※インターネット上で広く拡散された画像や映像などのこと。
続けて、スティーヴンがそんな“ミーム向き”なキアヌのことを褒めると、キアヌはおもむろに、1972年リリースのビル・ウィザースによる「リーン・オン・ミー(Lean on Me)」にかけて、「meme on me(ミーム・オン・ミー)」と歌いだした!
キアヌの音楽好きは知られたことだが、彼の歌声や、知り合いであるスティーヴンの前だからこそ見せたリラックスした反応は、なかなかレア。
キアヌが替え歌を歌う姿を楽しんだ観客は、その後歓声を送った。
(フロントロウ編集部)