ユアンやヘイデンが続投するドラマ『オビ=ワン・ケノービ』
1977年から始まった『スター・ウォーズ』シリーズは、ディズニーによる動画ストリーミングサービスであるディズニープラスの誕生によって、さらに拡張を続けている。
ドラマ『マンダロリアン』や『ボバ・フェット』などがふたたび人気キャラクターたちに光を当てるなか、やはり多くのファンが大きな期待を寄せているのが、ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』。
なんといっても、プリクエル3部作でオビ=ワンを演じたユアン・マクレガーと、アナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダーを演じたヘイデン・クリステンセンがふたたび同役を演じることは胸アツ。
さらに、ルーク・スカイウォーカーの育ての親であるオーウェン・ラーズ役のジョエル・エドガートンと、ベルー・ラーズ役のボニー・ピエスも続投し、年内に予定されている配信はまだかまだかと待ち望まれている。
『オビ=ワン・ケノービ』の予告編はまだ?
『オビ=ワン・ケノービ』は、ディズニープラス内でコンセプトアートの画像やユアンのインタビューなどを織り交ぜた約1分のメイキング映像が公開されているが、予告編はまだ公開されていない。
撮影は2021年9月に終了しており、年内の配信を予定している本作。そろそろ予告編が公開されても良さそうだが、そう簡単に発表されないのには、ある事情があるよう。本作に出演する俳優のローリー・ロスが、米/filmのインタビューでこう答えた。
「多くのファンが、“予告編はまだ?何が起こってるの?”という感じだと思うんですが、その大きな理由としては、可能なかぎり洗練された状態に仕上げたいと確認作業をしていることにあると思います。だからそれが公開された時には、見落としたコーヒーカップが端っこに置いてあるというような『ゲーム・オブ・スローンズ』のようなことは起こりません。たくさんの愛が注がれていて、人々を驚かせ、何が起こってきたのかを楽しめるものになると思います」
なんと、『オビ=ワン・ケノービ』の予告編が公開されるまでに時間がかかっているのは、まさかの『ゲーム・オブ・スローンズ』の“コーヒーカップ映り込み事件”が理由の1つ!
2011年から2019年にかけて放送された大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』では、最終章でメインキャラクターの目の前に、キャストの誰かが置いていってしまったと思われるコーヒーカップが映り込んでしまう出来事があった。
おもしろいことに、そこにいたキャストもスタッフも、撮影した映像の編集作業をしたスタッフも誰も気づかないまま放送されてしまい、その後修正された。『オビ=ワン・ケノービ』の制作陣は、そのようなことが起こるのは絶対に避けたいと考えているよう。
ちなみに、ロスが例に出したのは『ゲーム・オブ・スローンズ』だったが、『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフドラマ『マンダロリアン』もやらかしている。シーズン1ではマイクが、シーズン2では半袖Tシャツにジーパン姿のスタッフが映り込んでおり、その後修正された。
(フロントロウ編集部)