ダニエル・クレイグ×ハビエル・バルデム
『007』シリーズの6代目ジェームズ・ボンドであるダニエル・クレイグは、シリーズを通して様々な俳優と共演してきた。そのなかには共通点がある人もいれば、ない人もいる。
そして、2012年の『007 スカイフォール』で共演したハビエル・バルデムとは、共通点があるよう。
俳優同士でトークを繰り広げる米Varietyの『Actors on Actors』で久しぶりに対面したダニエルとハビエル。そこで2人は、自分たちの誕生日が1日違いであるという共通点があると話し始め、ハビエルが、過去には一緒に誕生日をお祝いしたことがあると明かした。
2人の誕生日パーティーということは、2人とも主役だが、当時はハビエルが体を張ったよう。彼によると、ボンドガールの仮装をしたうえでケーキに潜み、そして飛び出した!
「ケーキから飛び出してね。あの夜は、僕がボンドガールになる予定だったんだ。そしてオーマイゴッド、実際になった」と振り返るハビエル。しかも彼は、ダニエルのために歌まで披露!
「 “ハッピーバースデートゥーユー”を、マリリン・モンローの物まねで歌った。みんなが僕に歌ってほしいと言った時は、『本当に?本当に僕に歌ってほしいの?』という感じだったけど、トライしたよ」
ボンドガールの仮装をし、ケーキから飛び出し、マリリン・モンローの物まねをする…。2007年公開の映画『ノーカントリー』によってアカデミー賞を受賞したハビエルのプライベートでの全力パフォーマンスは、場を沸かせたことは確実。
ちなみに、それまではダニエルはハビエルに音楽のセンスがあることを知らなかったそう。ハビエルの出演作といえばヒューマンドラマが多く、音楽的イメージがある人は少ない。
ダニエルと同様に、プライベートでハビエルの音楽センスを知って驚いたと明かしているゼンデイヤは、『DUNE/デューン 砂の惑星』の撮影時期にキャストたちでダンスを楽しんでいた時の思い出として、「彼(ハビエル)は中をちらっと見て、ノリノリで楽しんでた。私は『オーケー、ハビエル!』って思ったね。彼はいい感じの動きをしてたよ。感心しちゃったもん」と振り返っている。
そんなハビエルは、ディズニーによる実写版『リトル・マーメイド』への出演が決定しており、ついにミュージカル作品でその才能を披露する予定。
(フロントロウ編集部)