キム・キャトラルの『SATC』復帰はアリ？ナシ？
ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』と続編ドラマ『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』で主人公のキャリーを演じる俳優のサラ・ジェシカ・パーカーが、サマンサ役のキム・キャトラルのシリーズ復帰の可能性について米Varrietyのインタビューで語った。
ご存じの方も多いと思うが、サマンサ役のキムは続編制作の話が出る前から今後一切『セックス・アンド・ザ・シティ』には出演しないことを公言しており、彼女の意思を汲んで、新章では“キャリーたちと疎遠になったサマンサはニューヨークを離れ、新天地で元気にやっている”という設定になっている。
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しかし、いまだにキムのシリーズ復帰を望むファンが多いのも事実。プロデューサーはキムが復帰する可能性は“ほぼゼロ”としているが、長年キムと共演していたサラはどう思っているのか？ 復帰がアリかどうか記者からたずねられたサラはこう答えた。
「（仮にキムが復帰することになったとして）私は『大丈夫』とは言えないと思います。というのも、彼女はずいぶんと前から自分の気持ちを世間に共有してきましたから。私は基本的にそういった記事を読まないのですが、みんなが教えてくれるのである程度は知っています」
さらに、『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』を制作する際、最初から断られるのがわかっていたのでキムには声をかけなかったことを明かし、「劇場版『セックス・アンド・ザ・シティ』の3作目がボツになり、スタジオが彼女のやりたいことに応えられなかった以上、私たちは彼女の話を聞いて、彼女にとって何が大切なのか、耳を傾けなければなりません。最終的に私たちは自分たちにとって大切なもの、必要なものにフィットしなかったのです」と続けた。
ただし、キムが続編ドラマに出演しなくても、サマンサは物語のなかで生き続けていく。実際に『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』には、サマンサの存在を感じられるシーンがいくつかあることから、サラは「サマンサとキムのあいだには、はっきりとした境界線があります。サマンサがいなくなったわけではありません。サマンサは今も存在しています。（続編ドラマでは）とても敬意とエレガンスを持って扱われていたと思います。 彼女は悪者扱いされていません。彼女は人間関係に思い入れがあるひとりの人間であり、私たちは彼女を愛する人々にとって必要で重要な対処の仕方を見つけたと思います」としている。（フロントロウ編集部）
