公園で見かけた男性に勇気を出して声をかけるも…
映画『チャーリーズ・エンジェル』や『50回目のファースト・キス』などの出演作で知られる俳優のドリュー・バリモアが、公園で見かけた“ステキな男性”に勇気を出して声をかけたときのことを、自身が司会進行を務めるトーク番組『The Drew Barrymore Show(原題)』で振り返った。
有名司会者のゲイル・キングをゲストに迎えた回で、ドリューは「本題の前に話したいことがあるんだけど、いいかしら?」と言って、つい最近、いわゆる“逆ナン”をしたときのエピソードを語りはじめた。
「この週末、公園で見かけた男性がかわいくてとても惹かれたので、彼の後を少し追ってみたんです。それで、彼のところにふらっと行って、『こんにちは、質問させてください』って声をかけたら、彼が『いいですよ』って言ったので、『独身ですか?』って聞いたんです」
男性の答えは「多分」という曖昧なものだったが、「ノーではない」と前向きに解釈したドリューは、続けて男性が同性愛者ではないことを確認。一応、自分が彼の恋愛対象内であることがわかったので、ドリューが「リスクを冒してでも、今の自分に誇れることをしたかったんです。あなたが私にそうさせたんです」と言うと、男性は「そうだったんですね。あなたのことを誇りに思います」と返してくれた。
じつは、このときドリューはスキー用のフェイスマスクのようなものをかぶっていて、相手の男性は自分に声をかけてきた人物がドリューであることはおろか、彼女の目元しか見えていない状態だったという。「私はあなたの顔を見ることができますが、あなたは私の顔を見ることができません」。そう言ってフェイスマスクをはずしたドリューは、改めて男性に挨拶。そして男性に「何歳ですか?」と聞いた。その答えにドリューは衝撃を受けることに…。
「『28歳です』って返ってきたんです。私は思わず声をあげました。そして、『誤解を招くような言い方かもしれませんが、あなたが28歳とは思いませんでした。私はあなたの倍の年齢だから、多分うまくいかないでしょうね』と言いました」
この話にはさらに続きがある。男性の年齢にドリューが恐れおののくなか、一部始終を見ていたという女性が声をかけてきたそうで、この女性は「あなたがこの男性に独身かどうか聞いているのを聞いて、とても素晴らしいことだと思いました」と言うと、ドリューの顔を見て「…あなたはドリュー・バリモアですか!?」とびっくり。恐らく、ドリューがフェイスマスクをはずした時点で男性もそのことに気付いていたと思うが、女性のひと言で“あのドリュー・バリモア”であることが完全にバレてしまった。直後に男性と目が合ったというドリューは「お会いできてよかったです」と言い残し、その場を去ったそう。
ちなみに、出会いは失敗に終わったが、ドリュー的には“声をかけることができた”というだけでも満足だったようで、「彼とはそこでお別れしちゃったけど、とても気分が良かった」と語った。(フロントロウ編集部)