※この記事には映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレが含まれます。
MCU俳優が『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』をお忍びで観賞するも
先日、デジタルリリース日の発表とともに、主演のトム・ホランドがトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドと共に新旧スパイダーマン3人で一緒に写った写真が公開されて、3人が共演していることがついに正式にネタバレされたMCU最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。
同作におけるサプライズはトビーとアンドリューの旧スパイダーマンの出演だけでなく、Netflixで2015年〜2018年にかけて制作されたドラマ『デアデビル』で主演を務めたチャーリー・コックスが、デアデビルこと弁護士のマッド・マードックとして復帰を果たしたことも大きな話題に。
昨年12月、マーベルのケヴィン・ファイギ社長が米CinemaBlendとのインタビューで、MCUでもチャーリーがデアデビル役を続投することを認めていたが、出演する作品については言及しておらず、『ノー・ウェイ・ホーム』での登場はサプライズとなった。
チャーリー演じるマッド・マードックが登場するシーンは観客を最も歓喜させたシーンの1つで、海外では、このシーンに大きな歓声があがった映画館も多かったという。そうした観客の反応はチャーリー本人の耳にも届いていたそうで、彼は「僕の元には、(自分が登場した瞬間の)映画館での出来事について報告してくれるたくさんのメッセージや電話が届いていました」と英RadioTimesに明かした。
「甥っ子からも、お客さんたちが歓声をあげている動画が送られてきました」と語ったチャーリーは、その瞬間を自ら見届けようと、近所の映画館をお忍びで訪れることに決めたそう。「近所の映画館にお忍びで行ってみて、廊下で聞き耳を立ていたんです」と続けたチャーリーだが、残念ながら期待していた歓声はまったく聞こえなかったそうで、「悲しいことに、僕が経験したのは殺伐と言えるような静寂でしたよ!」と振り返った。
「本当に落ち込みましたよ。妻も一緒にいて、みんなの歓声が聞こえてきたら楽しいだろうということで、僕を録画してくれていたんです。それなのに、シーンとしていたっていうね!」と続けて語り、まさかの空振りに終わってしまった気まずい体験を打ち明けた。(フロントロウ編集部)