イーロン・マスク&グライムスに第2子誕生
テスラ社やスペースX社のCEOを務める敏腕実業家イーロン・マスク氏とカナダ出身のアーティスト、グライムスに2021年12月、第2子が誕生していたことが明らかになった。
2020年に誕生した第1子にX AEA-XIIと名づけ、「一体どう読んだらいいのか? 」と世間で話題となったことが記憶に新しい、マスク氏とグライムス。
グライムスは、米Vanity Fairのインタビューで2021年9月に破局が報じられたマスク氏との間に代理母出産を通じて女児を授かったことを告白。第2子を「Exa Dark Sideræl Musk」と命名したことを明らかにした。
2人目の子供の名前の読み方は? 由来が難解
第1子を「X(エックス)」というあだ名で呼んでいるのに対し、「Y(ワイ)」と呼んでいるという第2子の名前の正式な読み方は「エクサ・ダーク・サイディリール・マスク」だそう。
ファーストネームの「エクサ」はスーパーコンピューターの処理能力を表す単位「ExaFlops(エクサフロップス)」(※)にちなんだもので、セカンドネームの「ダーク」は「未知」を意味するという。グライムスは「人々は闇を恐れますが、それは単なる光子の欠如。ダークマター(暗黒の物質)は私たちの宇宙における美しいミステリーなのです」と彼女らしい語り口で説明している。
※浮動小数点演算を1秒間に100京回行うことを示す単位
『ロード・オブ・ザ・リング』に着想も
そして、妖精らしさをイメージしてつけたという、もっとも発音が難しい「サイディリール」は「地球上に流れる時間ではなく、宇宙における本来の時間、星の時間、深宇宙の時間」という意味を持つそう。
この名前は、グライムスが大好きなファンタジー映画『ロード・オブ・ザ・リング』に登場するエルフのガラドリエルに着想を得たものでもあるという。
当初グライムスは、ずっと憧れていた「Odysseus(オデュッセウス)」という名前をつけたかったそうだが、マスク氏から反対されて断念。2人で協議した結果、Exa Dark Sideræl Muskという名前に落ち着いたという。
マスク氏とグライムスの現在の関係は?
2018年にメットガラでカップルデビューし、2020年5月にはXを授かりながらも、2021年秋に約3年間の関係に終止符を打ったマスク氏とグライムス。Variteyとのインタビューでは、2人にとって最も理想的な形で関係を修復していると語っていた。
グライムスは、2人の関係を的確に表現する言葉は無いとしたうえで、「彼は私のボーイフレンドだと言えるかもしれないけれど、私たちはとても流動的なんです。別々の家に暮らしていて、親友同士。頻繁に会ったりもしています。それぞれ、やる事があるんですよね」とコメント。「(私たちの関係について)他人が理解してくれるとは思っていません」と続けた。
型にはまらないマスク氏との今の距離感が心地良いと語り、マスク氏とはもっと子供をもうけたいと話しており、「3人か4人は欲しいなと思っているんです」と続けたグライムス。
しかし、インタビューが全世界に公開されて間もなく、ツイッターを通じて、すでにマスク氏とは再び破局していることを明かしている。(フロントロウ編集部)