【インタビュー】カレン・ギランが「傑作」と太鼓判！激しいガンアクションムービー『ガンパウダー・ミルクシェイク』

『ガンパウダー・ミルクシェイク』主演カレン・ギラン インタビュー

　ネオンきらめくクライム・シティにひっそりと佇む図書館。そこは殺し屋の女性図書館員たちが運営する数々の“本”が所蔵されている武器庫だった…。

　そんな奇想天外なアイデアを発端に、飛び交う銃弾、ほとばしる血しぶき、渦巻く硝煙の中に女性たちの連帯と共闘を描いたアクション大作『ガンパウダー・ミルクシェイク』がついに日本上陸。

　このたび、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズや『ジュマンジ』シリーズで知られるカレン・ギランのインタビューが解禁！インタビューは激しい銃撃戦の撮影の合間に行なわれたようで、額やスカジャンには血のメイクが。しかしカレン自身はイスに座って終始リラックスモードで質問に答えており、血塗られた見た目とのギャップも見所の一つとなっている。

　シナリオの段階から本作に惚れ込み、「こんな作品は見たことがないです。久々の傑作です！」と胸を張るカレン・ギラン。腕利きの殺し屋サムとして、激しいバトルアクションに身を投じた彼女は、「演じがいがありました。おりから解放された獣のように闘う時に怒りの感情が噴き出し、心が満たされるんです」と、ストレスまでも発散できたよう。

　レナ・ヘディ、カーラ・グギーノ、ミシェル・ヨー、アンジェラ・バセットら女性キャストとの共演にも大興奮。カレンは「魅力的で才能のある女性が集まるなんて最高です。恐れ多い人ばかり。世代も年齢も違っているのがいいですよね。演者としても人間的にも多くのことを学んでいます。映画で多くの女性と関わることがないからご褒美のようだし、刺激になっています」と、満足している様子。

　そんな魅力的な女性キャストが勢ぞろいし、まるで要塞のような図書館で共闘するガンアクションシーンはやはり見どころ。「初めて図書館員が勢ぞろいして撮影した時、お互いが静かに尊敬の念を抱いていました。雲の上の人たちの仕事への取り組み方やテイクの合間の過ごし方など全部見届けました。多くの気づきがあり俳優として成長できました」と、思い出深いシーンに挙げている。

　伝説的な殺し屋でサムの母スカーレットを演じたレナ・ヘディについては「決して堅い人じゃありません。とても愉快なんです。英国風で淡々と面白いことを言います。一緒に変な動画を作ってSNSに投稿して楽しんでいますよ。その合間に映画を撮影してる感じです」と楽しそう。

　相棒となる少女エミリーを演じた子役のクロエ・コールマンには「小さな大女優」と賛辞を惜しまず、「読み合わせの時には驚きました。あの若さとは思えないほど集中力があって熱心なんです。あんな子は初めて。かと思えばすごく楽しい。撮影中は集中しているけど、普段は歌ったり踊ったりしていて、私と同じですね」と、すっかり仲良くなったようだ。

　今回、カレン・ギランが演じるサムのクールな姿を捉えたキャラクターポスターも併せて解禁。トラの刺繡が背中にデザインされたスカジャンを着たサムの両手には、銀色に光る拳銃が握られている。サムが睨みつけるように見つめる先にあるものとは果たして？

　映画『ガンパウダー・ミルクシェイク』は、3月18日より日本全国公開。（フロントロウ編集部）