エマ・ワトソンとのキスシーンの感想は…
映画『ハリー・ポッター』シリーズにハーマイオニー役で出演していた俳優のエマ・ワトソンが、主人公のハリーを演じた俳優のダニエル・ラドクリフからキスシーンのあとに言われた「ひと言」がなかなか強烈だった。
映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』で、分霊箱のひとつであるロケットを破壊する際に、ロンが、ハリーとハーマイオニーが情熱的なキスをする幻覚を見るというシーン。“ハリーとハーマイオニーの幻影”という設定とはいえ、撮影でエマとダニエルは実際にキスシーンを演じる必要があった。そして、過去に出演した英ITV『Daybreak(原題)』でダニエルが明かしたキスの感想はというと…。
「僕はもっとソフトで官能的なキスを想像していたのですが、僕を待っていたのは突然の激しいキスでした。(キスをしているときの)彼女はちょっと獣のようでしたが、文句はありません。どんなことをしてでも僕のポジションになりたいという男性はこの世に何万人もいますからね」
思っていた以上にキスが激しかったことに驚いたというダニエルは、キスをしているときのエマを「獣」と表現。当然、ダニエルのこの発言はエマの耳にも入っており、「その話をいたるところで聞きました。正直、なんて言っていいかわかりません。ダニー(ダニエル)に『獣』とまで言われましたからね。ぎこちないと思われるのが嫌で、できるだけリアルにしたいと思った結果でしょうか。とりあえず全力でやってみたんです」とのちに米JoBloのインタビューで語っている。
ちなみに、ロン役のルパート・グリントともキスシーンを演じたエマだが、ダニエルのほうがやりやすかったそうで、「幸い、ダン(ダニエル)はとても面白くておしゃべりな人なので、笑ってすませることができました。ルパートとのキスシーンですが、彼は物静かなタイプなので、『あぁ、彼は今何を考えているんだろう?』という感じでした。でも、ダニエルは何を考えているのかはっきりとわかったので、その点で楽でした」と、その理由について説明している。(フロントロウ編集部)