グラミー賞のレッドカーペットでBTSのジョングク(グク)がとった行動がファンの注目を集めている。(フロントロウ編集部)

グラミー賞でも変わらぬジョングクの性格

 アメリカのネバダ州ラスベガスで開催された第64回グラミー賞授賞式で、昨年に引き続き視聴者を熱狂させたK-POPグループのBTS。開催前には、J-Hope(ホビ)とジョングクが新型コロナウイルスに感染したことが明かされていたが、無事に7人全員で授賞式に登場した。

 レッドカーペットでは、V(テテ)の衣装やジョングクのリラックスした表情がファンの視線を集め、パフォーマンスではVとオリヴィア・ロドリゴの甘い共演や、J-Hopeのつまずいちゃった一瞬が話題になったが、じつは、BTSが会場に着いた瞬間からファンの心を溶かした出来事があった。

 グラミー賞に出席するセレブたちは車でレッドカーペットに乗りつけて登場するため、BTSのメンバーも1台の黒い車に乗って到着。車の横にはグリーターと呼ばれる出迎えの男性が立ってドアを開け、みんなは順に降り、最後に出てきたのはジョングク。するとジョングクは、自分が最後だからという態度で、自分で車のドアを閉めた! しかも優しいタッチで。

 一流セレブが集うグラミー賞では、多くのセレブは係の人物に開けられたドアから優雅に登場し、そのままレッドカーペットを歩いて行く。スタッフやファンへの気づかいを忘れない性格で有名なジョングクであっても、車の横に係の男性がいる時にはそのまま歩いて行くかと思いきや、グラミー賞という一大イベントでも彼らしい態度を見せた。係の男性も無言で頷き、最後はそっと2人でドアを閉じる形になったことにも、なんだかほっこりしてしまう。

 そんなジョングクの行動や、その直後にメンバーがパンPDことパン・シヒョク氏と合流した際に見せた笑顔などから、レッドカーペットについて早々、ファンのムードはBTS一色に。

 BTSは、昨年は「Dynamite」でノミネートされていた最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞に、今年は「Butter」でノミネートされていたが、惜しくも受賞ならず。しかし、会場にいた人々や、画面の向こうの視聴者たちを大熱狂の渦に巻き込んだ。

(フロントロウ編集部)

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