カミラ・カベロがニューアルバム『ファミリア』をリリース
元フィフス・ハーモニーのメンバーであるカミラ・カベロが、ソロとしては通算3作目となるニューアルバム『ファミリア』を4月8日にリリースした。
前作『ロマンス』以来、およそ2年半ぶりのアルバムとなる本作は、ラテン語で「家族」という意味のタイトルが付けられているように、カミラにとってパーソナルな作品に。「ラ・ブエナ・ビダ(La Buena Vida)」では、カミラの父であるアレハンドロがバッキング・ボーカルを務めているほか、アルバムのジャケット写真には、カミラ本人と従妹が登場するなど、カミラの家族も本作に参加している。
「psychofreak」ではフィフス・ハーモニー時代のことをテーマに
カミラにとってのパーソナルな楽曲たちが詰まった本作には、2016年に脱退するまで在籍していたガールズグループ、フィフス・ハーモニーのことをテーマにした楽曲も。ウィル・スミスを父に持つウィローをフィーチャリングに迎えた「サイコフリーク(psychofreak)」では、フィフス・ハーモニーの4人のメンバーとの関係性に触れているという。
今回、カミラは米Reutersとのインタビューで、「みんな昔の私が懐かしいって言う/私は15 歳からこの道を歩んできた/それでどうなったか彼女たちを責める気はない」と歌われる「サイコフリーク」の歌詞が、フィフス・ハーモニーの4人と関係していることを認めて、楽曲のテーマについて次のように説明した。
「この曲では、不安や、私の不安との関係を形成してきたあらゆること、そして、若い時からこの業界にいることについて歌っています」。
カミラが2017年に脱退した際には、一部で確執説も囁かれたことで知られているが、カミラは同じインタビューの中で、そこまで機会は多くないものの、今も4人と連絡を取り合っているとして、「私たちはダイレクトメッセージなどを通じてお互いにサポートしてきました。彼女たちとはとても良い関係にありますよ」と明言。今も良好な関係にあると語った。
カミラの最新アルバム『ファミリア』には他にも、ショーン・メンデスとの破局を想起させる、エド・シーランをフィーチャリングに迎えたシングル「バン・バン(Bam Bam)」などが収録されている。