オリヴィア・ロドリゴとコナン・グレイが『トワイライト』のシーンを再現
今年の第64回グラミー賞授賞式で、主要部門の1つである最優秀新人賞を含む3部門を受賞したシンガーソングライターのオリヴィア・ロドリゴが、デビューアルバム『サワー』を引っ下げた自身初のツアーを現地時間4月5日の米・ポートランド公演よりスタートさせた。
デビュー作『サワー』の収録曲を中心にセットリストを構成しつつ、初日の公演では、憧れを公言しているアヴリル・ラヴィーンのデビュー曲「Complicated」をカバーしたことも話題になった。
他にも、現地時間4月9日に行なわれたユタ州での公演では、自身が手がけたDisney+ (ディズニープラス)のドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』の劇中歌「All I Want」をライブでは初披露するなど、ツアーはサプライズに満ちたものになっていて、現地時間4月7日にカナダのバンクーバーで行なった公演には、オリヴィアの親友であるシンガーソングライターのコナン・グレイがゲストとして出演。2人はケイティ・ペリーが2011年にリリースした名曲「The One That Got Away」のカバーを披露した。
また、オリヴィアとコナンは、会場で映画『トワイライト~初恋~』の名シーンを再現した動画をTikTokにアップし、こちらも話題に。動画は、オリヴィアが、ロバート・パティソンが演じたエドワードに扮してヴァンパイアのようにステージを高速で移動した後で、コナンがオリヴィアのツアー・ポスターを引き裂こうとするものになっている。
オリヴィア・ロドリゴが『トワイライト』グッズをツアーに持参
オリヴィアは『トワイライト』シリーズの大ファンを公言していることで知られ、2020年8月には、ロバートが演じたエドワードと、クリステン・スチュワートが演じたベラのカップルを題材にしたオリジナルソングを手がけたことがあるほど。同年3月には、「私のお気に入りのアルバムは『トワイライト』のサウンドトラック」とツイートしたこともある。
my favorite album is the twilight soundtrack and nobody can change my mind
— Olivia Rodrigo (@oliviarodrigo) March 9, 2020
バンクーバー公演でコナンと『トワイライト~初恋~』の名シーンを再現したオリヴィアだが、オリヴィアがツアー中に同シリーズへの愛を表現したのは、その時だけではなかった。
なんと、オリヴィアはロバート演じるエドワードの写真がプリントされたイヤーモニターを使用していたようで、その写真をインスタグラムにアップ。このイヤーモニターはオリヴィアがオリジナルで作ったものと見られ、『サワー』のモチーフカラーである紫色のイヤーモニターに、エドワードの写真を上から貼ったような作りになっている。
ついに幕を開けたオリヴィアにとっての初めてのツアー。オリヴィアはそのお守りとして、大好きなエドワードを“帯同”していた。(フロントロウ編集部)