セレーナ・ゴメスがTikTokで課金するファンにお願い
2020年にリリースした自身初のスペイン語のプロジェクトとなるEP『Revelación(リヴェラシオン)』で今年のグラミー賞で自身初のノミネーションを獲得するなど、ミュージシャンや俳優として活動する傍ら、コスメブランド「Rare Beaty(レア・ビューティー)」を立ち上げるなど実業家としても活躍しているセレーナ・ゴメスが、TikTokでライブ配信を行なって、ファンとの交流を楽しんだ。
ご存知の方も多いと思うが、先日、「4年半にわたってネットと距離を置いている」と明かすなど、セレーナは普段はSNSなどのソーシャルメディアから離れていることで知られており、自身のアカウントは友人に管理してもらっている。
そんなセレーナが今回、友人たちと遊んでいる時にTikTokでライブ配信を開始。フィルターで加工して楽しんだり、ファンの質問に答えたりしながら、ファンとの交流を楽しんでいたのだが、途中で、自身に“投げ銭”をしているファンがいることに気がつくことに。
TikTokではライブ配信中に、観ている人たちが配信者に向けてギフトを贈れるという機能があり、そのギフトの値段に応じて配信者が報酬を受け取れるという仕組みになっているのだが、普段、TikTokを自分で使わないセレーナはこの機能を知らなかったようで、ファンが自身に課金していることに気がつくと、「ライブ中にお金を贈れるって本当?」と友人に質問。
「そうだよ」と友人が返すと、セレーナは焦ったように「ノー、ノー、ノー」とフォロワーたちに呼びかけ、次のように続けた。「もしお金を払えるみたいな機能があるなら、どうか止めてちょうだい」。
ギフトを贈ると、コメント欄のトップに自分の名前が表示されることになるため、自分のアイドルなどに気づいてもらえるという利点があるが、セレーナはそんなファンたちに向けて「私のために、必要のないことをしないでほしい。私はただ楽しみたくて使っているの。申し訳ない気持ちになる」と、自分がただ交流を楽しむためにしていることのためにお金を払わないでほしいとお願いした。
自分が気づいていないうちにファンにお金を出させてしまったことに申し訳なさを感じたのか、セレーナは間もなくしてライブ配信を終了。TikTokで自分と交流するためにファンにお金を出してほしくないという、ファン思いなセレーナらしい発言だった。(フロントロウ編集部)