怒りのコントロールに有効的、ウィル・スミスがスピリチュアル旅行のためインドへ

インドの空港でファンサービスをするウィル

　現地時間3月27日に授賞式が開催された第94回アカデミー賞で、プレゼンターとして登場したコメディアンのクリス・ロックが俳優のジェイダ・ピンケット・スミスの坊主頭をジョークにするひと幕があり、そのことに夫ウィル・スミスが激怒。すると突如、ウィルが壇上にあがってクリスをビンタするという事件が勃発した。

　この出来事を受けウィルは、アカデミー賞やクリスに正式に謝罪し、映画芸術科学アカデミーからの退会を自ら申し出。そして、映画芸術科学アカデミー側は、この先10年間、ウィルがアカデミーに関連するすべてのイベントや番組への参加を禁じると発表した。

　このビンタ事件以降、姿を見せなかったウィルだが、なんとインドを訪問していることが発覚。インドでは空港に集まったファンやパパラッチに笑顔で対応していたウィル。

インドを訪れたのはスピリチュアルな体験を行なうため

　ウィルがインドを訪れたのは撮影ではないようで、関係者はヨガや瞑想を行なうといったスピリチュアルな理由からだと米Peopleに明かした。

　ちなみにMen's Yoga Journal は、「ヨガはアンガーマネジメント効果があります。怒っている人を落ち着かせるだけでなく、将来的に怒りに対処する方法を教えることもできます。ヨガやスピリチュアリティの実践は、感情のコントロールに苦労している人には特に有効です」としている。

　ウィルの妻であるジェイダ・ピンケット・スミスや子供のウィロー・スミスが司会を務める『Red Table Talk』の新シリーズでは、「ここ数週間で起きたすべてのことについて、スミス家は心からの回復に取り組んでいます。回復の過程で発見したいくつかについては、その時がくればこのテーブルで共有されます。それまでは、今日の素晴らしい最初のゲストがくれるような、パワフルで刺激的で、癒しを得られるような発言を提供することを続けていきます」とメッセージが冒頭でながれ、家族全員で「癒し」に取り組んでいる様子のスミス家。

　ウィルは家族と離れて自ら行動し、一歩前へ進もうとしている。（フロントロウ編集部）