魔法界の通貨であるガリオンは日本円でいくら?
映画『ハリー・ポッター』シリーズやその新シリーズである『ファンタスティック・ビースト』シリーズには、魔法界の通貨として「ガリオン」という通貨が登場する。ほかにも銀貨である「シックル」と銅貨である「クルート」が登場し、1ガリオン=シックル17枚、1ガリオン=クヌート493枚だとされているが、それを日本円に換算すると一体いくらになるのだろうか?
実は、原作者であるJ.K.ローリング氏は早い段階でガリオンがマグル(魔法を使えない人々)の通貨に換算するといくらになるかについて明かしている。ローリング氏は2001年に行なったチャリティ企画のなかで、1ガリオンについて「約5ポンドの価値があります。為替レートは変動しますが!」と明かしていた。
つまり、1ガリオンを仮に当時のレートのままで5ポンドとして換算すると、日本円では1ガリオンは約818円になる。そうなると、17枚で1ガリオンになるシックルは1枚約48円、493枚で1ガリオンになるクヌートは1枚約1.6円という計算になる。どうやら、1クヌート硬貨はほぼほぼ1円玉と同じ価値であるよう。
ハリー・ポッターの両親がハリーに残した財産は日本円でいくら?
1ガリオンが日本円で約818円であることが分かったことで、『ハリー・ポッター』シリーズの主人公であるハリー・ポッターが、日本円ではいくらくらいの資産を持っていたのかということが気になるファンも少なくないかもしれない。
ハリーがいくらの資産を持っていたかについて、原作では具体的な描写はないが、米掲示板サイトRedditのユーザーが2016年に、映画『ハリー・ポッターと賢者の石』で描かれたシーンをヒントにハリーの資産を推測している。
同作では、ハリーが魔法界の銀行であるグリンゴッツ銀行へ行き、両親が自身に遺した資産が預けられている金庫を開けるというシーンが描かれているのだが、そのユーザーは、映画で描かれた当該のシーンに登場した金貨の山から、ハリーの全財産は少なくとも5万625ガリオンはあるはずだと計算した。
その計算にならい、5万625ガリオンを日本円に換算すると、日本円では4,140万1,631円あった計算になる。あくまで、Redditのユーザーの推測に基づいた計算だが、幼いハリーにはまとまったお金が両親であるジェームズとリリーから残されていたことになる。。(フロントロウ編集部)