『ストレンジャー・シングス』シーズン4にピーター・バラード役で出演したジェイミー・キャンベル・バウアー(Jamie Campbell Bower)は、『ハリー・ポッター』、『ファンタスティック・ビースト』、『トワイライト』でも活躍! 彼ってどんな人?(フロントロウ編集部)

『ストレンジャー・シングス』シーズン4で視聴者の心をわしづかみに

 『ストレンジャー・シングス』シーズン4で登場し、ミリー・ボビー・ブラウン演じるイレブンの過去において、さらには『ストレンジャー・シングス』ユニバースにおいて非常に重要な存在であるピーター・バラードを演じたジェイミー・キャンベル・バウアー。

画像: 撮影現場で目撃されていたジェイミー。

撮影現場で目撃されていたジェイミー。

 影ある役や、人を魅了する悪役といった役どころが得意な彼にはハマり役だった。彼はシーズン4のVol.2や最終章となるシーズン5にも出演すると予想される。そんな彼は、これまでにもハマり役を見事に射止めてきた俳優。過去の出演作は?

『ハリポタ』と『ファンタビ』の若きグリンデルバルド

 彼は、映画『ハリー・ポッター』シリーズと『ファンタスティック・ビースト』シリーズの両方に出演している数少ない俳優。その役どころは、若かりし頃のゲラート・グリンデルバルド。

 グリンデルバルドといえば、現年齢をジョニー・デップとマッツ・ミケルセンが演じたキャラクター。個性がなくては演じられない人物像の若き日を、ジェイミーは『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』と『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で見事に体現した。彼は英MTVのインタビューで、「グリンデルバルドは鳥のようだというアイディアを持っていました。原作では、カラスのようだと説明されていましたから。僕たちはその部分に乗っかったんです。(衣装では)僕が良く見える、すごく良いジャケットをもらいましたよ」と、その役作りについて明かしている。

画像: 『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ロンドンプレミアで。

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ロンドンプレミアで。

 ちなみに、彼の映画初出演作は2007年の『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』で、ジョニーとはそこで共演している。

『トワイライト』のカイウス

 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』の撮影は、彼がある映画シリーズに参加する直前に行なわれたそう。そのシリーズとは、『トワイライト』。

 『ニュームーン/トワイライト・サーガ』からヴォルトゥーリ一族のカイウス役としてシリーズに参加した彼は、最終章である『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン』にも登場。黒い魔法使いといい、吸血鬼といい、自分が似合う役を理解している。

ボニー・ライトと婚約、リリー・コリンズと交際の過去

 そんなジェイミーは、プライベートが話題になったことも。彼は、『ハリー・ポッター』シリーズでジニー・ウィーズリーを演じたボニー・ライトと共演をきっかけに交際をスタートし、約半年で婚約! しかしまだ23歳と21歳だった2人。2012年に婚約を解消し、破局した。ちなみにボニーは、2022年に恋人と結婚した。

 また、2012年からは映画『シャドウハンター』で共演したリリー・コリンズと交際。2013年に破局するも、2015年に復縁。しかし同年内に破局した。

 現在、彼に恋人がいるかどうかは不明。

音楽活動にも精力的、パンクバンドを組んでいたことも

 俳優として活躍するジェイミーだが、その情熱は音楽にも。2015年からCOUNTERFEITというバンドを組み、フロントマンを務めていた彼だが、バンドはコロナ禍の2020年に解散。しかしジェイミーはソロでの活動は続けていくと発表している。彼のインスタグラムでは、ピアノやギター、ベースといった様々な楽器を演奏する姿を見ることができる。

 そんな彼がMomentum travelに明かしたお気に入りの楽曲は、ブリング・ミー・ザ・ホライズンの「Can You Feel My Heart?」やSum 41の「Crazy Amanda Bunkface」、ブレイク・シェルトンの「Small Town Big Time」などだそう。

 『ストレンジャー・シングス』は比較的久しぶりの映像作品への出演となったが、これからも彼にぴったりのキャラクターを演じていくことが想像できるジェイミー。次のキャラクターはどんな個性を持っているだろうか。

(フロントロウ編集部)

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