人気モデルのベラ・ハディッドが、現在のヴェルサーチェ(Versace)を率いるドナテラ・ベルサーチェの兄がデザインしたドレスを着用した。(フロントロウ編集部)

ベラがカンヌ国際映画祭で着用したドレスは?

 毎年カンヌ国際映画祭で話題になるのがモデルのベラ・ハディッドのドレス。これまでベラは、腰のあたりまで深いスリットが入ったドレスや、胸が零れ落ちそうなドレスなどを着用したこともあり、毎年どんなドレスを着用するのかと注目の的に。

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 そんなベラは、2022年のカンヌ国際映画祭にも登場。

 期待が高まるベラが魅せた2022年のカンヌ国際映画祭での最初のドレスがこちら。

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 腰部分に腰部分の構築的に仕立て上げられたデザインが特徴的ながらも、これまでの大胆なドレスと比較するとシンプルなブラックドレス。しかし、このドレスはかなり貴重な1着だった。

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 トップ、ミドル、ボトムと同じ黒ながら、全てテクスチャーが違うというこだわりが見えるこのドレス、じつはスーパーモデル・ブームを作り出した立役者で、現在のヴェルサーチェ(Versace)を率いるドナテラ・ベルサーチェの兄ジャンニ・ベルサーチェがデザインしたもの。

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 1987年の春夏コレクションとして発表されたこのブラックドレスは、時代を超えてベラがカンヌの舞台で着用することに。

 ベラはここ最近スタイリストのロー・ローチが担当するようになって以降、ヴィンテージドレスを着用する機会が増え、つい先日は1959年にイヴ・サン・ローランがデザインしたクリスチャン・ディオール(Christian Dior)のドレスを着用したばかり。

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 その他にもベラが2022年のカンヌ国際映画祭で着用したドレスもヴィンテージのもので、1つはトム・フォードがデザインしたグッチ(Gucci)のドレス。そしてもう1着はカール・ラガーフェルドが1986年の秋に発表したシャネル(Chanel)のものだった。

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 そしてカンヌ国際映画祭の期間中に開催されたイベントで着用したのも、2001年にドナテラが発表したヴェルサーチェの1着。

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 以前にベラは、精神的に不安症だった状態にパパラッチの存在が不安に拍車をかけたことで外出する機会が減り、ここ数年はスタイリストを雇っていないと、米Wall Street Journalに語っていたが、現在はローが担当するようになったよう。これからローがベラにどんなスタイリングをするのか期待したい。(フロントロウ編集部)

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