ジョーイ・キングが最新作で戦うプリンセスに
映画『キスから始まるものがたり』や『ブレット・トレイン』などへの出演で知られるジョーイ・キングの最新作『The Princess(原題)』は、無理やり結婚させられそうになった1人のプリンセスが、敵をなぎ倒しまくり、両親を救うプリンセスストーリー!
そして、米Huluでの7月1日の配信開始を前に、本作の予告編映像が公開された。映像のなかでは、プリンセスが飛び蹴り、刀を操り、塔の上から飛び降りる! ジョーイといえば、『ダークナイト ライジング』で少女時代のタリサ・アル・グールを演じ、危険な状況のなかで崖を登っていたが、そんな彼女の面影も少し見える…かも?
「私はトレードされるための所有物じゃない」というセリフからは、結婚制度への皮肉すら感じられる。
プリンセスが、ドミニク・クーパー演じる王座を狙う男に、「お前のまだ動いている心臓を手に握るまで、私は止まらない」と言い放つシーンや、『007 慰めの報酬』や『ブラック・ウィドウ』で知られるオルガ・キュリレンコが演じる敵が、「あなたのことを甘く見ていた」と話し、プリンセスが「慣れてる」と返して2人が剣を交わすシーンなどは、俗に言う少年マンガ的展開。しかし、主人公が少女で戦う物語も多くの人が求めてきたのだ!
プリンセスストーリーは、結婚して王子に守られるだけじゃない。映画『The Princess』は、米Huluで7月1日に配信開始。日本での配信にも期待。
ちなみに、ジョーイが出演するアクション映画で、伊坂幸太郎の『マリアビートル』を原作とする『ブレット・トレイン』は9月1日に公開。ここで彼女が演じるのは、殺し屋の「プリンス(王子)」となっている。原作では男子中学生である王子慧を、女性であるジョーイがなぜプリンスとして演じるのかは映画を見てのお楽しみだが、プリンセスとプリンスを演じる作品が次々に公開されることには、ジョーイの幅広い魅力が感じられる。
(フロントロウ編集部)