エズラ・ミラーがグルーミング疑惑に遠回しに反応
映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズのクリーデンス役や『ジャスティス・リーグ』のフラッシュ役で知られる俳優のエズラ・ミラーが、未成年の少女へのグルーミング疑惑が浮上するなか、インスタグラムに複数のミーム(ネタ画像)を投稿して騒動に遠回しに反応した。
先日、フロントロウでお伝えしたが、エズラは、アメリカ先住民族のスタンディングロック・スー族で、当時12歳だった活動家のトカタ・アイアンアイズ(現在18歳)を“洗脳”し、アルコールや薬物を与えて非行に導いたとしてトカタの両親から訴えられている。トカタは“そういった事実はない”と否定しているが、彼女の両親で活動家でもある弁護士のチェイス・アイアンアイズと医師のサラ・ジャンピングイーグルは、米Peopleが入手した法廷申請書のなかで、2016年にノースダコタ州のスタンディングロック居留地を訪れたエズラが、トカダにグルーミング(※)を行ない、彼女のことを心理的に操ってコントロールし、長年にわたって薬漬けにしたと主張している。
※性的搾取を行うことを目的に接近し、精神的に支配すること。
現在、エズラの居場所は不明で、裁判所も書類を送達するための所在を確認できていないという。エズラがインスタグラムのストーリーにアップした画像には、「あなたは私に触れることはできない。私は別の世界にいる」、「これは異次元からのメッセージだ」などと書かれており、恐らくエズラは裁判所が自分の行方を探していることをわかっていて投稿したものと思われる。
米CBRによると、画像は全部で5枚で、1番長いものには「私は、否定的な人々や彼らの悪意から守られている。私の精神、心、体、魂、そして成功は、誰の妬みによっても変わることはない。私は、人々が私に投げつけようとするすべての否定的なものから保護されている。無意識のうちに、そして意識的に。隠れた敵である仲間はすべて排除する」と書かれていたそう。
これらの画像を投稿した直後、エズラは自身のインスタグラムのアカウントを削除あるいは閉鎖。現在は閲覧できな状態になっている。
ちなみに、エズラとトカダの関係は現在も続いており、今年4月、エズラがハワイのバーで他の客に暴力を振るい治安びん乱やハラスメントの容疑で逮捕された際、トカダもエズラと一緒にハワイにいたことがわかっている。(フロントロウ編集部)