ディズニーランドのキャストがプロポーズ中にカップルを邪魔してしまったことをディズニーが公式に謝罪した。(フロントロウ編集部)

ディズニーランドのキャストがゲストのプロポーズ作戦を台無しに

 ディズニーランド・パリでキャストがプロポーズ中のカップルを邪魔してしまい、ディズニーが公式に謝罪するという出来事があった。

 その一部始終をとらえた映像がこちら。

 映像には、ディズニーランドのキャストが、ステージ上で膝をついて女性にプロポーズする男性から指輪を奪い、その場を去るよう身振りで合図したあと、急いでステージから2人をエスコートする様子が映っていた。

 米New York Timesの取材に応じた男性によると、2人が立っていたのはパフォーマンスに使用される特設ステージで、事前に別のキャストに相談して許可をもらっていたという。しかし、キャスト間のコミュニケーションがうまくいっていなかったのか、男性のプロポーズ作戦は別のキャストによって強制的に中断されてしまった。幸い、プロポーズはうまくいったそうで、近くのベンチに座って恋人に指輪を渡したことを明かしている。また、プロポーズの瞬間を収めた動画は、親切な第三者が男性のスマホを使って撮影してくれたそう。

 上の映像がSNSで拡散され、キャストの対応に批判が集まるなか、ディズニーは「おふたりには心からお詫び申し上げるとともに、今後ともできるかぎりの努力をしてまいります」と謝罪。男性いわく、ディズニーからは謝罪の言葉とともに、好きなディズニーランドパークとホテルに無料で滞在できるよう手配するとの申し出があったが、それを受けるつもりはないそうで、「もうディズニーランドには行きたくありません。“やり直したい”、それが私の唯一の望みです。でも、あの瞬間を取り戻すことはできません」とNew York Timesに語っている。(フロントロウ編集部)

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