次期ウルヴァリン候補のタロン・エジャトンがマーベルの幹部と面会
映画『キングスマン』や『ロケットマン』などの出演作で知られる俳優のタロン・エジャトンが、ウルヴァリン役についてマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長を含む幹部と会って話をしたことがわかった。
ウルヴァリンといえば、俳優のヒュー・ジャックマンが2000年公開の映画『X-MEN』以来、約17年間にわたって演じてきたことで知られるが、2017年公開の映画『ローガン』をもってウルヴァリン役を卒業したヒューの後釜はまだ決まっていない。その次期ウルヴァリンの有力候補のひとりとされるのがタロン。
タロンは2019年に、主演映画『ロケットマン』のプロモーションで来日した際にフロントロウが行なったインタビューで、ウルヴァリン役をめぐるキャスティングのウワサについてこのように語っていた。
「(ウルヴァリンのように)アイコニックなキャラクターに自分が適役だと言ってもらえるのは嬉しいです。ファンの人たちはそのキャラクターを心の底から愛していて、そういう人たちから“演じて欲しい”と言ってもらえるのはありがたいことです。マーベルも、マーベルの映画も大好きだけど、(ウルヴァリン役については)どうでしょう。いつか何かに出演したいっていうのはあるけど。ウルヴァリン…。何かやりたいことはやりたいです。もし僕に声がかかるようなことがあったら、喜んで引き受けます。けれど、僕よりもう少し年上の人が選ばれる気がします」
あれから約3年。具体的にいつ話し合いが行なわれたのかは明らかになっていないが、つい最近、米New York Timesの取材に応じたタロンは、マーベル・スタジオの幹部と話をしたことを認めたうえで、「これを言うのは間違いではないと思うので言いますね。(もしウルヴァリンを演じることになったら)楽しみな反面、不安もあります。やはりこの役はヒューのイメージが強すぎて、他の人がやるのはとても難しいことだと思うからです」と発言。続けて、「もしその機会がめぐってきたら、彼ら(マーベル)は僕にチャンスを与えてくれると思っています」とウルヴァリン役への意欲を見せた。タロンはかなり前向きのようだが、果たして。(フロントロウ編集部)