神対応で知られるキアヌ・リーブス
ハリウッドきっての良い人として知られるキアヌ・リーブスの行動が、数日前から話題になっている。イギリスのロンドンからアメリカのニューヨークへ向かった彼は、空港で荷物を待っている間に、ファンの少年に質問責めにあった。国際便のフライトの後は誰でも疲れてしまうものだが、キアヌが取った行動は、質問全部に答えたうえで、少年を逆に質問責め!
Keanu Reeves was on my flight from London to NYC today. A young boy asked for an autograph at baggage & then began to fire off a series of rapid-fire questions. Keanu happily responded to every single one… pic.twitter.com/T7m7PciL5C
— Andrew Kimmel (@andrewkimmel) July 4, 2022
その様子をたまたま見ていたテレビプロデューサーのアンドリュー・キンメルがツイートで当時の様子を投稿したところ、キアヌの新たな神対応エピソードは大きくバズることに。
そして、キアヌと話した14歳のアレックスが米ETで当時なにがあったのかを明かした。彼によると、ロンドンでフライトの搭乗が開始になった時に、すでにキアヌがいることに気がついていたそう。最初はそれがキアヌである自信が持てなかったそうだが、キアヌについて調べたところ、彼がF1のイギリスGPを観戦していたことを知り、あれはやっぱりキアヌだったのだと確信。
飛行機で自分の座席に座っている時には、「何を言うべき?何にサインしてもらおう?」といったことをずっと考えていたという。そしてアレックスは飛行機が目的地へ着いた後に、機内でもらったボールペンを持って、荷物の受け取りを待っているキアヌの元へ。
「なぜキアヌがロンドンにいたのか、ニューヨークで何をするのかといった一般的な質問をしました。そして彼も、僕がなんでロンドンにいたのか、そこで何をしたのかといったようなことを聞いてくれました。僕は純粋に彼がロンドンで何をしたのか、ニューヨークで何をするのかに興味があったんです。僕は最近中学校を卒業したので、その卒業祝いとしてロンドンに行ったんです。そしてそこで美術館とか演劇を見に行ったので、キアヌと話せることがありました。僕が見た演劇とかに話して、彼もニューヨークでブロードウェイ舞台を見に行くと言っていました。彼が僕にも質問をしてくれたのは素晴らしかったです」
アレックスとキアヌは、荷物を待っている10分ほどを一緒に話して過ごしたそう。アレックスは、「あんなに有名な人と普通の会話をする」機会を得たことに、今でも驚いていると話した。
キアヌであればプライベートジェットを利用することや、先に荷物を受け取ることも可能だったと思われるが、普通に飛行機に乗り、普通に荷物が出てくるのを待っていたとは、期待を裏切らない。キアヌとの経験は、アレックスにとって忘れられない思い出になっただろう。
(フロントロウ編集部)