選挙デビューが遅かったセレブがそれぞれの体験を語る
7月10日(日)に参議院選挙が実施されるが、選挙の投票にかぎらず、何ごとも出遅れるとやりづらなくなったり、行きづらくなったりしてしまうもの。とくに、年齢を重ねれば重ねるほど最初の一歩を踏み出すのが難しくなるが、選挙デビューが何歳であっても行動を起こすことに意味がある。海外セレブのなかにも“選挙デビューが人より遅かった”という人が複数いる。
セレーナ・ゴメス
2020年、アメリカ大統領選挙の投開票が約1週間後に迫るなか、YouTubeで配信されている選挙特番『Voting Power Hour(原題)』に出演したセレーナ・ゴメス(当時28歳)は、投票するのは今回の選挙が初めてだったことを告白。
「このことを打ち明けようと思ったのは、今まで一度もその必要性を感じたことがなかったらです。本当にそう思ったことがなかったんです。でも今は『自分が投じた一票に意味がある』と心から言えます。『一体これのどこに意味があるんだ?』と思う人もいるかもしれないけど、ほんの些細なことでも違いを生むことができます。一度、真剣に向き合って、思い切って飛び込んでみたら、もうそのことしか考えられなくなりました」と、選挙に投票してみて初めて“一票の重さ”がわかるようになったと明かした。
スヌープ・ドッグ
若い世代のラッパーに影響を与え、ヒップホップ界の重鎮として君臨し続けるスヌープ・ドッグ(当時48歳)は、逮捕歴があることから“自分には投票権ない”と思っていたが、じつは投票できることがわかり、2020年のアメリカ大統領選挙で初めて投票した。
スヌープは投票をしようと思った理由について、「俺は人生で1度も投票したことがない。けど今年は行こうと思う。だってあの役立たずがこれ以上大統領として在籍するなんて我慢できない。俺たちは変化させなきゃいけない。自分が投票できなかったから、これまで投票のことは言えなかった。自分が投票しないのに、他のやつに言えないだろ。もし俺がなにか言うときは、すでに済ませてるってことさ」と、米ラジオ番組『Big Boy’s Neighborhood(原題)』と述べている。
シャキール・オニール
じつは、現役時代にロサンゼルス・レイカーズやマイアミ・ヒートで活躍していた元NBA選手のシャキール・オニール(当時48歳)も、2020年のアメリカ大統領選挙で人生初投票を経験したひとり。
選挙人団の制度を理解していないことなどが理由で選挙と距離を置いていたというシャキールは、「初めて投票した。気分が良いよ」、「俺はこれまで一度も投票したことがなかった。そんな俺が今や投票を促すキャンペーンをやってる。俺が絶対にしたくないことのひとつは偽善者になることだ」とポッドキャスト『The Big Podcast with Shaq(原題)』で語っている。(フロントロウ編集部)