映画『ヘアスプレー』のニッキー・ブロンスキーが、アマンダ・バインズとの友情は「リアルなものだった」と振り返る。(フロントロウ編集部)

『ヘアスプレー』の親友たち

 2007年に公開され、15年が経った今でも多くの人に愛されている映画『ヘアスプレー』。ザック・エフロンやジョン・トラボルタ、ジェームズ・マースデンなどといった豪華キャストが作品を盛り上げたが、やっぱり主演として1番の輝きを放ったのは、トレイシー役のニッキー・ブロンスキー!

 2022年に上演される日本版ミュージカルでは渡辺直美が演じるトレイシーは、歌って踊れる天真爛漫なティーンで、その姿は観客を魅了。そしてその性格の素敵さは、他のキャラクターとの関係に現れており、トレイシーと親友のペニーのペアに笑顔になったファンは多い。公開から15年が経った今でも、当時のキラキラとした思い出が心に残っている様子のニッキーは、ペニーを演じたアマンダ・バインズとの友情は本物だったと振り返った。

 「私たちはセットでいつも飛び回って、踊って、歌って、楽しい時間を過ごしていました。なので、スクリーンを通してみなさんが見たものはリアルなものです。あの友情はとてもリアルなものでした」

画像: 『ヘアスプレー』の親友たち

 米Peopleのインタビューで、『ヘアスプレー』で出会う前からアマンダのファンだったと話したニッキーは、「彼女に夢中でした。なので、(伝説のコメディアン)ルシル・ボールの若い頃と同じくらいのユーモアを持つ誰かと一緒に働くのは…、彼女は素晴らしい俳優だったので、あの最高な経験が出来て、親友同士を演じられたことにとても感謝しているんです」と言って、宝物のような思い出に感謝。

 アマンダは『ヘアスプレー』への出演から数年が経った頃からメンタルヘルスの問題が深刻となり、薬物やアルコールへの依存症とも闘ってきた。最近ではアマンダもニッキーも表立った俳優業はしておらず、別々の道を進んでいるが、ニッキーは、「いつでも彼女の幸せを願っています。いつか彼女に大きなハグをしたいです。いつだってアマンダのハグが大好きだったから」と話した。

(フロントロウ編集部)

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