ショーン・メンデスがワールドツアーの中止を発表
2週間ほど前にメンタルヘルスケアに専念するために、ワールドツアーの一部公演の延期を発表したシンガーのショーン・メンデスが、残りの日程をすべてキャンセルすることを自身のSNSを通じて発表した。
以下、ショーンのコメントの全訳。
「ご存じのように、ここ数週間のライブを延期せざるを得なかったのは、ツアー再開に伴う負担を完全に覚悟できていなかったからです。パンデミックによる長期休養を経て、ようやくライブ活動を再開できると意気込んで始めたツアーでしたが、休養明けのツアーがこんなに大変だとは思ってもいませんでした。チームと話し合い、素晴らしい医療専門家グループと相談をした結果、これまで個人的に取ってこなかった時間を取り、自分を見つめ直し、より強くなって戻ってくる必要があることが明確になりました。残念ながら、北米とイギリス、ヨーロッパでの残りのツアーはキャンセルしなければなりません。しばらく休めば、残りの日程をこなせるかもしれないと期待していたのですが、今は体調を最優先にする必要があります。だからといって、新しい音楽を作らないというわけではありません。またいつかツアーでみんなに会えることを楽しみにしています。みんな今回のツアーをとても待ち望んでいたと思います。だからこそ、このようなことをお伝えするのは心苦しいのですが、傷が癒えたらすぐに戻ってくると約束します。僕はみんなのことを愛しています。僕を支え、寄り添ってくれたみんなにとても感謝しています」
6月下旬から、最新アルバム『Wonder(ワンダー)』を引っ提げたワールドツアーをスタートさせたショーンだったが、7公演を終えたあと、メンタルヘルスの問題を理由にその先3週間に予定されていた公演をキャンセル(延期)することを発表。それ以降の日程についてどうするかは“追って知らせる”として、再開の可能性も残していたが、最終的に今は心の健康を優先するべきという決断にいたった。(フロントロウ編集部)