『THIS IS US/ディス・イズ・アス』のケイト・ピアソンことクリッシー・メッツは、生まれてから9歳までを日本で暮らしていた。その頃の思い出とは?(フロントロウ編集部)

日本育ちのクリッシー・メッツ

 遂に日本でも、最終章となるシーズン6がディズニープラスで配信開始となったドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス』。温かな家族の物語、そしてピアソンきょうだいのそれぞれの人生を描く本作は、どのようなエンディングを迎えるのか。

 本国アメリカではすでに全話が放送済みで、キャストたちはそれぞれ新しい日常を送り始めている。メインキャラクターの1人であるケイト・ピアソンを演じたクリッシー・メッツは、かめてより音楽活動もしてきたため、その方面でも活躍していきそう。作中でもその美声を披露してきた彼女だが、その音楽的ルーツには日本に住んでいた頃の経験もあるよう。

 じつは彼女、生まれてから9歳までを日本で過ごした。父親がアメリカ海軍に所属していたため、家族で住んでいたのだそう。そして、両親は2人とも大の音楽好きだったため、音楽に囲まれて育ったという。クリッシーは2020年に、米ABCNewsのインタビューでこう話している。

 「私たちはモータウンからドゥービー・ブラザーズ、ライチャス・ブラザーズからチャーリー・ダニエルズまで、すべての(音楽の)なかで育ったんです。全部です。チャーリー・プライドもですね。本当にすべて(の音楽のなかで)です」

 クリッシーが公開した日本に住んでいた頃の写真。

 さらに、彼女がアメリカへ帰国して住んだ場所はフロリダ州のゲインズビルだったため、昔から好きだったカントリーミュージックのことをさらに好きになったそう。

 そんな幼少期の思い出を持つクリッシーだが、現在は父親とは疎遠だという。そうなると、父親との思い出がある日本にも悪いイメージがついているだろうかと思ってしまうが、そんなことはないよう。2018年に米トーク番組『Megyn Kelly TODAY』に出演した彼女は、ホストのメーガン・ケリーにゲインズビルで育ったという経歴を確認された際に、「そして日本でも」とわざわざつけ足し。先述の米ABCNewsのインタビューでも「日本で育ちました」と話しており、日本での生活は人生の思い出の一部となっているよう。

 ちなみに、『THIS IS US』でケイトの父親であるジャックを演じたマイロ・ヴィンティミリアは、これまた日本に住んでいたことがある俳優ノーマン・リーダスのバイク旅番組『ライド with ノーマン・リーダス』の日本編に特別出演したことがある。インスタグラムでは、三池 崇史監督による『初恋』や、黒澤明監督による『七人の侍』の写真をアップしていたりする。

(フロントロウ編集部)

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