海外で注目のユニークな生理痛ケア製品
生理時に起こる子宮の収縮などによって下腹部や腰が痛くなる生理痛。その痛みの程度や頻度には個人差はあるものの、女性の約8割が生理痛を経験していると言われている。
生理痛をケアする方法といえば、鎮痛剤を服用する、下腹部を温めるといった方法が王道だけれど、海外ではさらに多様化。生理痛にアプローチするデバイスや、生理痛の緩和が期待できるナプキンなど画期的なアイテムが誕生して話題を呼んでいる。
海外で注目を集める、最新の生理痛ケア製品を3つご紹介。
お腹に張り付けるデバイス「myoovi」
「myoovi」は、イギリス発の生理痛ケアデバイス。蝶の羽根をイメージした形状の小型デバイスで、お腹に直接貼ることで生理痛にアプローチ。真ん中についている丸いリモコンでスイッチをオンするだけで、電気パルスが神経を刺激し、脳に送られる痛みの信号を遮断。これにより生理痛を感じにくくなるという。
しかも「myoovi」はデバイスでありながら、科学的な物質を使わず100%ナチュラルな素材でつくられている。医療専門家のチームによって開発されていて、FDAの認証も取得しているなど、安全性にもこだわって製造。ちなみに1回の充電で最大10時間使い続けることが可能。
貼るだけでOKなパッチ型アイテム「Cycle」
海外では、まるで湿布のように貼るだけで生理痛を和らげてくれるアイテムも登場。さまざまな悩みに合わせて選べるパッチ型製品を専門に展開するThe Good Patchの「Cycle」は、お腹に貼ることで生理痛にアプローチ。
「Cycle」は、生理痛やPMS、更年期の不調の緩和に期待できるハーブであるブラック・コホシュやメントールなどの植物由来成分が配合されたパッチで、最大8時間生理痛の痛みを和らげてくれる。軽いシャワーやワークアウトによる汗でも剝がれにくい素材でできているため、シーンを問わず使いやすい。口コミ評価も高く、鎮痛剤を手放せなかったという多くのユーザーからも絶賛されている。
ロールオンタイプの生理痛ケア製品「The Period Balm」
ボディケア感覚で生理痛をケアできるのが、「The Period Balm」というスティック型のロールオン製品。月経ディスクや月経カップ、ナプキン、タンポンなどを展開する人気フェムテックブランドのCORAから登場したこの製品は、1日2~3回下腹部に直接塗るだけで生理痛を緩和。
「The Period Balm」には、ピュアラベンダーやクラリセージなどのエッセンシャルオイルが入っていて、アロマの力で生理痛にアプローチ。パワフルながら皮膚科医のテスト済の処方で、安心して使用できる。生理が始まる前から使用することで、より高い効果が期待できるそう。ちなみにCORAはオイルタイプの生理痛ケア製品も販売している。
ユニークな発想と最新の技術で生理痛を緩和に導く海外発のアイテム。お腹に張り付けるデバイス「myoovi」は、公式サイトで日本からでも購入が可能となっている。(フロントロウ編集部)