『ワイスピ』屈強な男達で勝ち残るのは誰だ
2013年の『ワイルド・スピード EURO MISSION』でカメオ出演し、2015年の『ワイルド・スピード SKY MISSION』からシリーズに加わったジェイソン・ステイサム。彼が演じるデッカード・ショウはファンから非常に高い人気となり、2019年にはスピンオフ映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』まで制作された。
そんな彼だが、じつは当初は『EURO MISSION』への出演を断っていた。2013年に英Empireのインタビューで、「(出演を断ったと明かした後に)それは起こったんです。あれは白々しい嘘というわけではなかった(笑)。私はノーと言いましたが、その後に別の話し合いがあって、物事は変化した」と明かしている。
現在『ワイルド・スピード』シリーズは10作目が制作中で、完結まであともう少し。デッカードとハンの因縁がどうなっていくかといった物語にも注目。しかしスピンオフでジェイソンとともに主演を務めたルーク役のドウェイン・ジョンソンは、ドミニク役のヴィン・ディーゼルと不仲で、残念ながら彼のカムバックは期待できない。
長く続くシリーズ作品の制作でこういった出来事はつきものだが、現在はそんな状況のシリーズについて、ジェイソンは2013年のインタビューである興味深いこともコメントしていた。インタビュアーの質問は、「ステイサム vs ザ・ロック(※ドウェインのあだ名。) vs ヴィン・ディーゼル。最後に勝者は出るの?」というもの。そしてジェイソンの回答は…。
「私であることを願う…」
ジェイソンは謙虚な姿勢だったとはいえ、自分が勝者になりたいとコメント! 勝者というのが何を指すのかは不明瞭だが、『ワイルド・スピード』シリーズで考えると、今の状況を見てもデッカード/ジェイソンは最後まで活躍しそう。
ちなみに、『EURO MISSION』でのカメオ出演は、『エクスペンダブルズ2』のプロモーション期間中だったある日の午後にさっと撮影し終えたそう。「ある午後に撮影場所へ行って、1人を殺し、床にチェーンを投げ、電話をし、そして去った」とのこと。
(フロントロウ編集部)