レイフ・ファインズがヴォルデモート役再演に意欲
新作映画『ザ・メニュー』で謎に包まれたレストランのシェフを演じる俳優のレイフ・ファインズが、“あの役”を再び演じることに意欲を見せた。
その役とは、映画『ハリー・ポッター』シリーズで演じた“名前を言ってはいけないあの人”ことヴォルデモート卿。先日、『ザ・メニュー』のプレミアイベントで米Varietyのインタビューに応じたレイフは、“またヴォルデモートを演じたいか”と聞かれ、「ええ、もちろんです」と回答。「疑問の余地もありません」と、もし同シリーズを制作したワーナー・ブラザースや原作者のJ.K.ローリング氏から声をかけられたら間違いなく参加するとした。
ちなみに、『ザ・メニュー』で共演したアニャ・テイラー=ジョイは『ハリー・ポッター』シリーズの大ファンで、内心、レイフとの共演に大興奮していたが、共演しているあいだはプロとして悟られないよう隠していたという。
アニャはレイフとの共演について、「私は『ハリー・ポッター』を読んで英語を学びました(※)。だから、(ヴォルデモートを演じたレイフとの共演は)私にとってとても重大なことだったんです。幸い、私の潜在意識は、仕事のときだけ対処しきれない情報を遮断してくれるので、(撮影現場では)クールに振る舞うことでき、(レイフと)とても仲良くなることができました」と、英トーク番組『The Graham Norton Show(原題)』と振り返っている。
※幼少期をアルゼンチンで過ごしたため、当時は英語がそれほど話せなかった。
ただ、撮影終了後に隠していたオタク心が爆発して、「終わった瞬間に『なんてこった!』と思って、ママに電話して『最後にヴォルデモートと対決したのはハリーだけど、今は私なんだよ!』」と伝えたそう。(フロントロウ編集部)