クリロナが亡き子どもについて語る
ワールドカップにポルトガル代表として出場するクリスティアーノ・ロナウドは、5人の父親。本当は6人の父親になるはずだったが、婚約がウワサされるジョルジーナ・ロドリゲスが4月に双子を出産した際、女の子は誕生したが、男の子は亡くなってしまった。
クリスティアーノが息子の死を発表すると、所属クラブであるマンチェスター・ユナイテッドは、「あなたの痛みは私たちの痛みです。あなたとあなたの家族に愛と力を送ります」とツイッターでコメント。ファンもピッチに立つクリスティアーノに拍手を送り、チームやファン一丸となってクリスティアーノをサポートした。
そんな子どもの死から約7ヵ月経ち、クリスティアーノはTalkTVの『Piers Morgan Uncensored』で子どもの死について口を開いた。
子どもの名前はエンジェルに
現在子どもの遺灰は、2005年に亡くなったクリスティアーノの父親の遺灰と同じ場所に置かれているそうで、「それは私が一生持ち続けたいもので、海に撒くつもりはありません。私の手元に置いてあります。父の隣にいるんです。うちには下の階に小さな教会、チャペルがあるんですが、そこに父と息子を置いています」とコメント。
そして、「いつも僕のそばにいてくれるんです。彼らは私がより良い男であるために、より良い人間であるために、より良い父親であるために助けてくれるんです。そして彼ら、とくに息子が送ってくれるメッセージに誇りを持っているんです」と、亡くなった息子に精神的に助けられていると明かした。
また、家族で亡くなった子どもをエンジェルと名付けたそうで、「子どもたちも(死産を)理解してくれていて、食卓を囲んで『パパ、エンジェルのためにこうしてあげたよ』と言って空を指さすんです。私はこれを嬉しく思っています。エンジェルは私たちの一部なのです。私は子どもたちに嘘をつくつもりはありません、私は真実を言います、それは難しいプロセスでした」と話した。(フロントロウ編集部)