ブライアン・メイの妻が強すぎた
2018年に公開され大ヒットを記録した映画『ボヘミアン・ラプソディ』の影響もあり、再び脚光を浴びたイギリスのロックバンドのクイーン。当時、アダム・ランバートをボーカルに迎え全世界を周ったコンサートは完売が相次いだ。
そんなクイーンのギタリストであるブライアン・メイは、コロナ禍に心臓発作を起こし、病院に運ばれると3つの動脈がうっ血した状態になって危険な状態だったため、ステント手術を受けたことをインスタグラムで告白した。
もちろん年齢のこともあるが、ブライアンは「50年間、左肩にギターストラップをかけ重いギターを持って走りまわっていたことも関係があるのかもしれないです」と心臓発作の原因を推測していた。
一歩間違えたら命にもかかわる出来事。しかし、ブライアンの妻であるアニタ・ドブソンは、当時ただの過労だと思っていたことをイギリスのテレビ番組『Loose Women』で明かした。
当時ブライアンはツアーを周るのに必要な体力をつけるため、ワークアウトを頻繁に行なっていたよう。そのためアニタはブライアンから「心臓発作を起こしていると思う」と言われた時、「いや、おそらくあなたは無理しすぎ。紅茶を入れてあげましょう」と返したという。
イギリス人は紅茶が好きというのは周知の事実。アニタはブライアンが心臓発作を起こした時も、ホッとひと息をつくために紅茶を入れてあげようとしたとのは、ブライアンが無事な今はなんともブリティッシュな笑い話。
心臓発作を起こした当のブライアンは、手術から約2年経った今、すっかり復活しており、日々インスタグラムで近況報告しており、先日は『ボヘミアン・ラプソディ』でクイーンを演じた4人が久しぶりに再会したことを喜んでいた。(フロントロウ編集部)