十日戎に海外アーティストの提灯が
関西地方の年始に欠かせないことと言えば、商売繁盛を祈願する“十日戎(えべっさん)”。毎年1月9日~11日まで開催される十日戎には、2023年も多くの人が参拝に訪れており、福娘から福笹を授かっている。
そんな十日戎が行なわれている、えびす神社には毎年多くの提灯が掲げられるが、日本三大えびす神社である今宮戎神社には、ブライアン・アダムスとディープ・パープルの名前が入った提灯が。
こちらの提灯は、2023年に両アーティストを招致するウドー音楽事務所が献灯したもの。ウドー音楽事務所は「2014年から今宮戎神社に献灯する機会をもらったことがきっかけで、これまでKISS、リンゴ・スター、サンタナ、ジャーニー、ブライアン・セッツァーなどの名前が入った提灯を献灯してきました」と、来日するアーティストの名前を入れた提灯を献灯するのが恒例になっていると担当者が語ってくれた。
KISSのメンバーが実際に反応
とくに反響が大きかったのは、2015年に献灯したKISSの提灯。この提灯は実際にKISSのメンバーであるポール・スタンレーが、「ありがとう大阪!次に会えるのが待ちきれないです」というコメントと共にツイッターで反応していた。
Thank you Osaka, #Japan! We can't wait to see you. #KISS pic.twitter.com/4CS39k9Uyt
— Paul Stanley (@PaulStanleyLive) January 10, 2015
ウドー音楽事務所は、2023年にエリック・クラプトンなどの招致を行なうが、今回ブライアンとディープ・パープルの名前で献灯したのは、大阪での公演があるからだそうで「大阪での十日戎なので、大阪で公演があるアーティストの来日公演無事開催と商売繁盛(ソールド・アウト)を願って献灯させて頂いております」という。
ちなみに2024年も今宮戎神社に海外アーティストの名前で献灯予定。来年はどのアーティストの名前で献灯するかは秘密だが、「来年初頭に大阪で公演があるアーティストの来日公演無事開催と商売繁盛(ソールド・アウト)を願って献灯したいと考えております」と話してくれた。
今宮戎神社では11日までブライアンとディープ・パープルの提灯が飾ってあるのは、機会があれば是非足を運んで提灯を見つけてみて。(フロントロウ編集部)