ジェフ・ベックの死を多くのアーティストが追悼
これまでグラミー賞を8度受賞するだけでなく、ヤードバーズのメンバーやソロでの活動が認められ、1992年と2009年にロックの殿堂入りを果たし、音楽界に多大なる影響力を与えたジェフ・ベックが、細菌性髄膜炎のため1月10日に78歳で死去。
ジェフの死を受け、多くのファンだけでなく、生前親交があったアーティストや、ジェフに憧れていたアーティストが追悼コメントを発表。
ジェフと共に世界3大ギタリストと称されているジミー・ペイジやエリック・クラプトンを含む、計14人のアーティストの追悼メッセージを紹介。
ジミー・ペイジ
「私たちの感情を揺さぶる魔法で感嘆させてくれた6弦の戦士はもうここにはいない。ジェフはこの世のものとは思えない音楽を奏で、そのテクニックは独特でした。彼の想像力は無限大のようでした。ジェフ…何百万人ものファンと共に、あなたがいなくなることをとても寂しく思います。ジェフ・ベック、安らかに眠れ」
エリック・クラプトン
「いつも、いつまでも…」
オジー・オズボーン
「ジェフ・ベックの訃報を聞いてどれほど悲しんだか表現できません。彼の家族、友人、そして多くのファンにとって、なんとひどい喪失でしょうか。ジェフと知り合えたこと、そして私の最新アルバム『Patient Number 9』で演奏してもらえたことは、とても光栄なことでした。ジェフ・ベックよ、永遠に」
ジョー・ペリー
「ジェフ・ベックはギター界のサルバドール・ダリであり、彼の演奏を見ることは、究極の6弦錬金術師が独自の世界で魔法を作り出すのを聞くことでした。彼の死によって、世界はより貧しい場所になりました。サンドラに心からお悔やみを申し上げます。私たちはあなたと悲しみを共有します」
ロッド・スチュワート
「ジェフ・ベックは別の惑星にいました。彼は私とロニー・ウッドを60年代後半に彼のバンド、ジェフ・ベック・グループと一緒にアメリカに連れて行ってくれました。それ以来、私たちは前を進み続けた。彼は、ライブで演奏するときに私の歌をきちんと聴いてそれに反応してくれる数少ないギタリストの1人だった。ジェフ、君は最高だよ、僕の親友。ありがとう、すべてにおいて」
ロニー・ウッド
「ジェフがいなくなった今、私の兄弟の1人がこの世を去ったような気がして、とても寂しく思っています。サンドラと彼の家族、そして彼を愛したすべての人に多くのお悔やみを送ります。ジェフ・ベック・グループで一緒にアメリカを征服した初期のすべての日々に感謝したいです。音楽的に、我々はすべてのルールを破っていた、それは素晴らしい、画期的なロックンロールでした！彼に敬意を表して、素晴らしい楽曲『Plynth』を聴いてみてください。ジェフ、私はいつもあなたを愛しています。神の祝福を」
ミック・ジャガー
「ジェフ・ベックの死によって、私たちは素晴らしい男性、そして世界で最も偉大なギタリストの1人を失いました。私たちは皆、彼がいなくなることをとても寂しく思っています」
ブライアン・メイ
「ジェフが亡くなったと聞いて、とても悲しく思っています。彼はボスでした。彼は比類なき、かけがえのない存在で、ギター演奏の絶対的な最高峰でした。そして、とても素晴らしい人間でした。たくさん言いたいことがあると思いますが、今はただ、言葉を失っています」
ジーン・シモンズ
「ジェフ・ベックの死は残念でなりません。ジェフのようにギターを弾く人は誰もいない。ジェフ・ベック・グループの最初の2枚のアルバムを手に入れ、その偉大さを見届けてください。RIP」
ポール・スタンレー
「なんてひどいニュースなんだ。ギターの巨匠の1人、ジェフ・ベックが亡くなりました。ヤードバーズとジェフ・ベック・グループから、彼は後に続くことができない道を切り開きました。今も、そしてこれからもずっと」
ダフ・マッケイガン
「ジェフとは、彼が90年代初頭にパリでガンズ・アンド・ローゼズと共演しようとして以来、知り合いになりました（サウンドチェックの時に耳鳴りが再発したため、彼は手を引かざるを得ませんでしたんが）その数週間後、彼はロンドンのスタジオに来て、僕の『Believe In Me』のレコードで演奏してくれたんです。それ以来、私たちは友人でした。面白いことに、もうすぐ妻になるスーザン・ホームズに会ったとき、彼女もジェフと友達だったことがわかりました。彼はいつも私たち2人にとても親切にしてくれました。そして彼のギタープレイは、今も私のお気に入りのままです。ジェフ、安らかに眠ってください」
デヴィッド・ギルモア
「私の友人でありヒーローであるジェフ・ベックの訃報に接し、打ちのめされています。彼の音楽は長年にわたり、私や数え切れないほどの人々を興奮させ、インスピレーションを与えてきました。ポリーと私の思いは、彼の素敵な奥様であるサンドラと共にあります。彼は私たちの心の中に永遠に残るでしょう」
ジョン・メイヤー
「ジェフ・ベックの訃報を聞いて、とても悲しいです。彼は素晴らしいを超越した人でした。もし、あなたが好きなギタリストに会いたかったら、ジェフのコンサートの観客をチェックするのが一番の方法だと思います。みんな畏敬の念を抱きながら見ていて、子どものように笑っていました。彼はまばゆいばかりに輝いていたんです。彼をよく知る友人たちに、たくさんの愛を送ります...。ありがとう、ジェフ・ベック、限りないインスピレーションを」
ジョン・ボン・ジョヴィ
「ジェフ・ベック…レジェンド」
（フロントロウ編集部）
