第80回ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門の主演女優賞を受賞して、メリル・ストリープなどと並び、ドラマ部門主演女優賞の最多受賞者(3回)のひとりになったケイト・ブランシェット。授賞式を欠席したケイトが優先させたこととは?(フロントロウ編集部)

ケイト・ブランシェットがゴールデン・グローブ賞授賞式を欠席

 現地時間1月10日(日本時間1月11日)にアメリカ・ロサンゼルスのビバリー・ヒルトン・ホテルにて開催された第80回ゴールデン・グローブ賞授賞式。ケイト・ブランシェットは、オリヴィア・コールマンやアナ・デ・アルマスなどを差し押さえ、『TÁR(原題)』でドラマ部門の主演女優賞を受賞。これで同カテゴリーにおけるケイトの累計受賞回数は3回となり、メリル・ストリープ、イングリッド・バーグマン、ジェーン・フォンダが持つ最多回数に並んだ。

画像: ケイト・ブランシェットがゴールデン・グローブ賞授賞式を欠席

 しかし、授賞式の会場となったビバリー・ヒルトン・ホテルには、ケイトの姿はなかった。

 主演女優賞のプレゼンターを務めたヘンリー・ゴールディングは、ケイトの欠席理由について“イギリスでのプロダクション”と放送で伝えていたが、実際にケイトが当日何をしていたかが分かった。 

『TÁR』のUKプレミアに出席

 ゴールデン・グローブ賞の授賞式を欠席してまでケイトが優先させたことは、イギリス・ロンドンで行なわれた『TÁR』のUKプレミア。

画像1: 『TÁR』のUKプレミアに出席

 ケイトはアレクサンドル・ボーティエ(Alexandre Vauthier)のメタリックピンクのドレスを着用してプレミアに登場。

画像2: 『TÁR』のUKプレミアに出席

 ケイトや『TÁR』のキャストはゴールデン・グローブ賞の授賞式より、自身の作品のプレミアを優先していたのだ。

画像3: 『TÁR』のUKプレミアに出席

 ゴールデン・グローブ賞は2021年に受賞者を選ぶ会員に黒人がひとりもいないことが発覚してハリウッド外国人記者協会(HFPA)の体制が問題視されるだけでなく、作品側から接待を受けてノミネートを不正に決めていたという疑惑もあり、セレブの間では最優先するアワードとはみなされておらず、今回の授賞式はケイトだけでなく、テレビドラマ部門の主演女優賞を受賞したゼンデイヤやテレビドラマ部門のリミテッド&アンソロジーシリーズで主演女優賞を受賞したアマンダ・サイフリッドも欠席していた。(フロントロウ編集部)

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