雨でも気にしないキアヌ・リーブス
良い人エピソードが多すぎるがゆえに、それらの行動がまとめて“聖人伝説”と呼ばれることすらある俳優のキアヌ・リーブス。彼の愛されっぷりはスマホやSNSの普及によって、さらに拍車がかかっているが、インターネットが普及していなかった時代から、自分のファンのおばあさんに電話をかけたり、スタッフにプレゼントをしたりしてきている。だからこそ、今になってふたたび過去の行動が話題になることも少なくない。今回は、2014年に目撃された彼の行動をご紹介。
『ジョン・ウィック』のスピンオフドラマで再共演することが決まっているキアヌとアナ・デ・アルマスは、2015年公開の映画『ノック・ノック』と2016年の『エクスポーズ 暗闇の迷宮』によって2年連続で共演している。
『エクスポーズ』の撮影が行なわれたのは2014年のことで、撮影が完了したのは真冬の12月。その撮影終了を祝うパーティーは、ニューヨークにあった高級クラブのThe Leonoraで催されたのだが、天気はあいにくの雨だったそう。しかし主演のキアヌはなんと、入場のために20分も建物の外で待った!
当時、彼の姿を目撃した人物は米Page Sixの取材で、キアヌは「ロックンローラーだ」と称賛。
「キアヌは忍耐強く待っていました。警備員に、“俺はキアヌだけど”のようなことも言わなかったと思います。誰も彼に気がついていなかった。キアヌはすごく普通に見えた。雨が降っていましたが、彼は友達2人が来るのを待っていました。彼はお金持ちのように振る舞うことはしなかった。彼はロックンローラーだと思いましたね」
また、クラブのオーナーはキアヌが寒い雨の中を外で20分も待っていたとは知らなかったそうで、「彼が待ち続けていただなんて知らなかったですし、彼が私に何かを言うこともなかった。彼はとてもリラックスした人物なんです」とコメントしていた。