ルーシー・ヘイル、「1人で死ぬ」発言の真意
ドラマ『ケイティ・キーン』のルーシー・ヘイルは、過去に『プリティ・リトル・ライアーズ』の共演者であるドリュー・ヴァン・アッカーやイアン・ハーディングが好きだったことを明かして話題に。2021年には『リバーデイル』のスキート・ウールリッチとキスしているところがキャッチされていたが、米ポッドキャスト番組『Broad Ideas』で、長いこと真剣な恋愛はしていないと明かした。しかも、結婚せずに1人で死ぬと考えていることまで告白した。
「精神的、感情的、精神的、そして肉体的に、全部が10点満点の相手を見つけることは出来ると思います。それは可能だと思います。多くの人がこの人でいいかと妥協していると思う。でも、私は妥協するつもりはありません。妥協するくらいなら、結婚せずに一人で死ぬ。大げさですが、それが私の気持ちです」
人と一緒に生きることには苦労も多い。1人で生きる方が性に合っている人も少なくない。しかしルーシーは、恋愛そのものを止めたわけではなく、自分が相手に求めるものが明確になったことで、そう考えるようになったよう。彼女は過去の恋愛について、自分の自尊心を満たすために相手を見つけていたと話した。
「私は長いこと、いくつかの理由から真剣な恋愛はしてないです。でも私は今、『オーケー、自分が何を求めているのか分かる。そして過去にデートした相手は、本質的には同じ男性のコピーだった』と思っている段階です。典型的ですが、私は直すことが好きだったんです。あなたの問題は私のより悪くて、私があなたを“直す”から、ということで自分への満足感を高めていたんです」
しかし現在は、相手がいなくとも自分の価値を理解できるほど成長したというルーシー。「最後の恋愛が終わった後、私は譲れない条件を持っていました。一部の人々は私が好みにうるさいと言うかもしれないけど、私には基準があって、そんな人はいないなんてことは信じません」と続けており、基準を満たさない男性と付き合う気はないというだけのよう。「私は、異なるタイプの人とデートすることにもオープンです。でも話は、若い頃に持っていなかったけど、今は持てている自尊心と自分の価値というところに戻ってくるんです」と続けた。
配偶者やパートナーがいなければいけないという抑圧が大きい社会では、好きな人と結婚したいではなく、結婚したいから相手を探すという状況にいる人は多い。そしてそういった場合には、自分を妥協しなければいけないと考えている人もいる。
それは俳優でも同じで、シャーリーズ・セロンは、20代の頃は恋愛において自分を変えなければいけないと考えていたという。しかし現在は、「誰かに出会いたいし、起こりえると思うんだけどね。私はただ、何かが合ってると感じられない時に、妥協するつもりはないの」と話しており、ルーシーと同じ姿勢を見せている。
(フロントロウ編集部)