ラブコメ嫌いなジェナ・オルテガ
ドラマ『ハーレーはド真ん中』や映画『スクリーム』などへの出演で知られ、Netflixドラマ『ウェンズデー』で一躍若手スターとなったジェナ・オルテガ。ドラマでは、自分らしさを貫き生活するウェンズデー・アダムスを演じたジェナだったが、彼女自身もウェンズデーに似た部分があるのかもしれない。
ジェナは次回主演作にラブコメ映画『Winter Spring Summer or Fall(原題)』があるが、じつはラブコメは好きではないという。米Elleのインタビューで、彼女はその理由を鋭く意見した。
「男の子のことばかり考えるのが大嫌いなんです。プライドの問題だと思います。(ラブコメにおける)多くの女性キャラクターは、男性目線で描かれていたり、キャラクターが表現しているものが男性の立場や男性の物語に基づくものであったりすることが多く、それが問題なのだと思います」
女性と恋愛はなぜかくっつけられがちだが、人生には恋愛以外にも大切なものは多くあって、恋愛に対する興味は人それぞれ。しかしラブコメではそういった現実が反映されていなかったり、男性視線で描かれたものが多かったりすることが、ジェナが作品を楽しめない理由のよう。
シングルでバランスが取れているジェナ・オルテガ
彼女の代表作『ウェンズデー』では、ハンター・ドゥーハン演じるタイラーと、パーシー・ハインズ・ホワイト演じるゼイヴィア、そしてウェンズデーが3角関係になるのかどうかというポイントもあったが、ウェンズデーが支持を集める理由には、彼女は恋愛に興味がなさそうだというところがある。そしてジェナ自身も、恋愛に対してストレスを感じていると話した。
「たぶん、私は自分の仕事に執着しすぎているのかもしれませんが、でも私にとって交際という考えはストレスなんです。誰かの前で自分の弱い部分も見せることや、誰かを深く知ること、誰かに自分を見せるということも(ストレスなんです)…。私の脳みそは、私はそれを今考える必要はないということを分かっています」
シングルでいることで、人生のバランスが取れることもある。ジェナは以前から人気俳優だったとはいえ、『ウェンズデー』が世界各国で大ヒットしたことで、その忙しさはかなりの状況になっていると思われる。そして彼女はその忙しさに集中したいということ。
ショービズの世界は過酷で、ジェナは撮影中に何度も泣いていたことを明かしているが、周囲のサポートのなか、過ごしやすい日々のバランスを見つけてほしい。
(フロントロウ編集部)