ドウェイ・ウェイドの娘がランウェイデビュー
2019年に現役を引退した元NBA選手のドウェイン・ウェイドを父に持つザヤ・ウェイドは、12歳の時にトランスジェンダー女性であることを公表。
生まれた時に割り当てられた性別は男性だったザヤが自分の性別に違和感を覚え、最初にトランスジェンダーだと認識したのは3歳の時。しかし、幼い頃はストレート(異性愛者)とゲイ(同性愛者)しか知らなかったため、自分はゲイに分類されるのではないかと考えていたが、ザヤは自分なりにリサーチを重ね、トランスジェンダーであるとの結論に至り、家族にそのことを伝えたそう。
そんなザヤのことをドウェインや継母であるガブリエル・ユニオン、そしてきょうだいは全力でサポートしている。
現在ではモデルとして活動しているザヤは、これまで両親と共にファッションショーにゲストとして参加したことはあったものの、モデルとしてランウェイに立った経験はなかった。
しかし、今回パリで開催されたミュウミュウ(Miu Miu)のファッションショーにモデルとして参加。そして、他のモデルたちと共にランウェイを歩いた。
娘の晴れ舞台のためにドウェインとガブリエルもパリへ飛び、ミュウミュウのショーにゲストとして参加し、最前列でザヤの勇姿を見守った。
ドウェインやガブリエルと一緒にショーを観覧していたスタイリストのトーマスは自身のインスタグラムで「私たちは泣きました」とキャプションをつけ、泣くほど感動したよう。その後はショーが終わったザヤと再会を果たした際、ドウェイはかなり嬉しそうに娘をハグしていた。
(フロントロウ編集部)