映画『ジョン・ウィック』シリーズのチャド・スタエルスキ監督が、『ジョン・ウィック5』の制作の行方を聞かれ、日本の名前を出して今の思いを明かした。(フロントロウ編集部)

『ジョン・ウィック』5作目の制作、カギ握るのは…日本!?

 キアヌ・リーブス主演の人気シリーズ第4弾『ジョン・ウィック:コンセクエンス』が、公開2週目で世界興収2億4500万ドル(約330億円)を記録する大ヒットを記録している。

 「観客が『もっと観たい』と言って観に戻ってきてくれることはとても嬉しいことです」と、The Hollywood Reporterのポッドキャスト番組『Behind the Screen』で語ったチャド・スタエルスキ監督は、『ジョン・ウィック』5作目の制作の行方について聞かれると、「私たちは皆、『はぁ~あ。次はどうしようかな』とひと息つく時間が必要だと思います」とコメント。当初は4作目と5作目が連続撮影されるという計画もあったそうだが、現時点では、5作目の制作はまだ先とのこと。

 ただこの状況のなか、監督にはこんな思いがあるという。「もしキアヌと僕が、数ヶ月後にまた日本のウイスキーバーに座って、『うん、もう二度とやるのはやめよう』ってなって、突然『そうだね。でもさ、アイデアがあるんだ』ってなったら、僕らはそれを受け入れるよ」。

 監督が「また」と言ったことが気になった人もいるだろう。実は今大ヒット中の4作目『ジョン・ウィック:コンセクエンス』は、そもそも作られるはずではなかった作品。当初シリーズは3作で打ち切りのはずだったが、日本での会話が理由で製作が突如決まったのだ。キアヌと言えば、日本のお酒の素晴らしさを語るほど日本のバー文化を敬愛しているが、一体監督とキアヌの間でどのような会話があったのだろうか?

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