ここ数年、ギクシャクした関係にあるヘンリー王子とウィリアム皇太子が、父チャールズ国王の戴冠式をきっかけに“仲直り”することはあるのだろうか?(フロントロウ編集部)

ヘンリー王子とウィリアム皇太子の冷え切った関係

 5月6日(現地時間)に行われるイギリス王室のチャールズ国王の戴冠式に、国王の次男で、2020年3月末をもって王室を離脱したヘンリー王子が出席することが発表された。ヘンリー王子が家族と顔を合わせるのは昨年9月に行われたエリザベス女王の葬儀以来。ヘンリー王子は王室を離脱して以降、王室に批判的な言動を繰り返しており、そのことが原因で家族と疎遠になっている。

 とくに、かつてはとても仲が良かった兄ウィリアム皇太子との関係は悪化の一途をたどっており、昨年12月に配信がスタートしたNetflixのドキュメンタリーシリーズ『ハリー&メーガン』と、今年1月に出版されたヘンリー王子の回顧録『Spare(原題)』にウィリアム皇太子は家族の誰よりも憤慨していると伝えられている。ヘンリー王子は戴冠式への出席を決断する前に、チャールズ国王と話をしたと伝えられているが、ウィリアム皇太子はその話し合いにも参加しなかったという。

画像: ヘンリー王子とウィリアム皇太子の冷え切った関係

 冷え切った関係にあるヘンリー王子とウィリアム皇太子が戴冠式をきっかけに仲直りする可能性があるのかどうかに注目が集まっているが、王室レポーターのエミリー・アンドリュースは、「ウィリアム皇太子次第ですが、王室関係者は戴冠式の期間中に仲直りの会話をするような時間はないと言っています」と英番組『TalkTV』にコメント。

 続けて、「ヘンリー王子とウィリアム皇太子はエリザベス女王の葬儀以来、口を聞いていないそうです。率直に言って、ウィリアム皇太子はヘンリー王子と話したくないのだと思います」と、2人が最後の会話をしたのはエリザベス女王の葬儀=半年以上前であることを明かした。

 別の関係者も、ヘンリー王子とウィリアム皇太子が仲直りする可能性はゼロに近いと予想しており、「(ヘンリー王子の戴冠式出席は)チャールズ国王が望んだことなので、家族はヘンリー王子に友好的に接すると思いますが、まだ信頼関係は修復されていないので、意味のある会話はしないでしょう」と米Entertainment Tonightに証言している。(フロントロウ編集部)

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