イギリス王室のチャールズ国王の戴冠式に出席することが発表されたヘンリー王子が、出席の決断をする前に父であるチャールズ国王と話をしていたことがわかった。（フロントロウ編集部）
ヘンリー王子の戴冠式出席の裏側
イギリス王室のチャールズ国王の次男で、2020年3月末をもって王室を離脱したヘンリー王子が、5月6日（現地時間）に行われる国王の戴冠式への出席を決断する前に、国王と話をしていたことが明らかになった。
フロントロウでたびたびお伝えしているが、王室の内情を暴露したり、批判的な言動を繰り返したりしているヘンリー王子と、チャールズ国王をはじめとするロイヤルファミリーのメンバーたちはほぼ絶縁状態にあり、とくに今年1月に出版されたヘンリー王子の回顧録『Spare（原題）』は、家族のあいだに“修復不可能なほどのダメージを与えた”とも言われている。しかし、戴冠式は王室の結束を示す場でもあることから、ヘンリー王子も招待された。
家族と疎遠になっているヘンリー王子が戴冠式への出席を決めたのは、父であるチャールズ国王の人生の大切な瞬間を見守りたいという純粋な思いからであると伝えられているが、英The Telegraphによると、ヘンリー王子は出欠の判断を下す前に国王と話をする機会があったそうで、会話の内容は「前向き」なものだったという。
一方、Netflixのドキュメンタリーシリーズ『ハリー&メーガン』や回顧録『Spare』によって“裏切られた”と感じているというウィリアム皇太子とは、依然として関係修復の兆しは見えておらず、チャールズ国王とヘンリー王子の話し合いにも皇太子は参加しなかったそう。
ちなみに、ヘンリー王子の妻メーガン妃は戴冠式には出席せず、長男のアーチー王子と長女のリリベット王女とアメリカに残ることが発表されているが、チャールズ国王はメーガン妃にも戴冠式に出席してほしいと思っていたそうで、欠席の知らせを聞いて「悲しんでいる」と米Us Weeklyは報じている。（フロントロウ編集部）
