唇以外はずっと気に入っていた
わずか18歳で設立したコスメブランド、カイリー・コスメティクスが大成功をおさめ、2018年には米経済誌フォーブスで「世界で最も稼ぐ30歳未満のセレブ」の1位を獲得した、カイリー・ジェンナー(25)。若者を中心にその影響力は凄まじく、現在に至るまで彼女の姿をテレビやネットで見ない日はない。
そんなカイリーが、これまでに幾度となくささやかれてきた整形疑惑について米Homme Girlsのインタビューで言及した。カイリーが自身の整形疑惑に触れるのは今回が初めてではなく、数年前に、コンプレックスだった薄い唇にふっくらとしたボリュームをプラスするため「フィラー」と呼ばれるヒアルロン酸などの液体を注入したことを認めている。
コンプレックスである唇がきっかけで、コスメブランドを立ち上げたのかと聞かれたカイリーは、世間の人たちから“整形しまくっている”と思われているが、それは大いなる誤解であって、昔から自分の見た目を気に入っていたと明かした。
「世間では、私がまるで不安定な人間で、そのためにたくさんの美容整形手術を受けたと誤解されているようだけど、それは違います。たしかに、私はぷっくりとした唇が好きだし気に入っています。でも私は、子どもの時からずっと誰よりも自信家だったし、みんなの前で堂々と自分自身を表現していました。ただ、唇に関してだけは自信がなかったからフィラーを入れたんです。本当にいい決断だったと思ってるし、後悔はしていません。私はずっと自分のことをかわいいと思っていました」
さらに、2児の母でもあるカイリーは、子どもができたことで美容への考え方が「すごく変わった」そうで、「母親になることで、自分自身をもっと愛するようになりました。子どもたちは私の顔立ちを受け継いでいるし、とくに娘は私にそっくりです。娘の中に私の美しさを見つけたとき、自分のことがもっと好きになります。私の美しさの概念は、つねに変化し続けています」と言うと、最近は美容習慣も最小限に抑えているとして、「より少ないことは、より豊かなことだと思います。私は自分の見た目にすでに満足しています。同じように見えるけど、(以前よりも)手順はずっと少ないんですよ。そばかすやボサボサの眉毛など、ありのままの美しさを受け入れています」と続けた。(フロントロウ編集部)